https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180531/k10011459491000.html
広島で被爆した樹木の種から育てられ、平和のシンボルとして今月、京都市の公園に植樹された苗木が
何者かに持ち去られているのが見つかり警察が窃盗事件として捜査しています。
京都市伏見区の向島中央公園では今月27日、広島で被爆した「アオギリ」の種から育てられた苗木2本を
地元の子どもや障害のある人たちが植樹しました。
ところが、翌日になってこのうちの1本がなくなっているのを、植樹に立ち会った男性が見つけたということです。
苗木は15センチから20センチほどで、植えられていた場所には土が埋め戻されていたということです。
この「アオギリ」は、広島の爆心地からおよそ1.3キロの場所で被爆したあと、枯れずに生き延びた木の種から
育てられた苗木で、平和のシンボルとして各地で植樹されています。
警察は、植樹を主催した障害者支援などに取り組む京都市の団体から29日、被害届を受け、窃盗事件として捜査しています。
植樹を主催した「愛隣館研修センター」の平田義所長は「アオギリの前で平和を祈ることを目指していたため、とてもショックだ。
二度とこうしたことが起きないよう願っている」と話していました。
広島で被爆した樹木の種から育てられ、平和のシンボルとして今月、京都市の公園に植樹された苗木が
何者かに持ち去られているのが見つかり警察が窃盗事件として捜査しています。
京都市伏見区の向島中央公園では今月27日、広島で被爆した「アオギリ」の種から育てられた苗木2本を
地元の子どもや障害のある人たちが植樹しました。
ところが、翌日になってこのうちの1本がなくなっているのを、植樹に立ち会った男性が見つけたということです。
苗木は15センチから20センチほどで、植えられていた場所には土が埋め戻されていたということです。
この「アオギリ」は、広島の爆心地からおよそ1.3キロの場所で被爆したあと、枯れずに生き延びた木の種から
育てられた苗木で、平和のシンボルとして各地で植樹されています。
警察は、植樹を主催した障害者支援などに取り組む京都市の団体から29日、被害届を受け、窃盗事件として捜査しています。
植樹を主催した「愛隣館研修センター」の平田義所長は「アオギリの前で平和を祈ることを目指していたため、とてもショックだ。
二度とこうしたことが起きないよう願っている」と話していました。