https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180419/k10011410761000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002
4月19日 21時09分
宮崎県えびの市にあり、噴火した硫黄山に近い登山者向けの施設の責任者はNHKの取材に対し、気象台から連絡を受けたあと、えびの高原などにいた登山者らに呼びかけて全員を避難させた状況を明らかにしました。
取材に応じたのは、硫黄山からおよそ1キロ離れた環境省の登山者向け施設「えびのエコミュージアムセンター」の坂本謙太郎所長です。
坂本所長はセンターで仕事をしていたところ、午後3時40分ごろに気象台から「硫黄山から噴煙が上がっている」と連絡が入ったということです。
坂本所長は「センター内で仕事をしていてまったく気づかなかった。噴気が強くなってきてはいたが、まさかきょう噴火するとは思わなかったので驚いた」と話しています。
坂本所長が施設の外に出ると、当時、センターの付近には複数の観光客らがいて、中には硫黄山の写真を撮影している人もいたということです。
午後4時前、硫黄山の噴火警戒レベルが3に上がると、所長らは直接、観光客らに避難を呼びかけるとともに、防災行政無線でも避難を呼びかけました。
このため、登山者のほとんどは、すぐにえびの高原から下山したということです。
しかし、センターの近くには1台の車が止まっていたため、下山していない登山者がいると判断して坂本所長ら2人がセンターに待機していたところ、午後4時半ごろ、外国人2人が登山から戻りました。
その後、坂本所長や職員も避難したということです。
4月19日 21時09分
宮崎県えびの市にあり、噴火した硫黄山に近い登山者向けの施設の責任者はNHKの取材に対し、気象台から連絡を受けたあと、えびの高原などにいた登山者らに呼びかけて全員を避難させた状況を明らかにしました。
取材に応じたのは、硫黄山からおよそ1キロ離れた環境省の登山者向け施設「えびのエコミュージアムセンター」の坂本謙太郎所長です。
坂本所長はセンターで仕事をしていたところ、午後3時40分ごろに気象台から「硫黄山から噴煙が上がっている」と連絡が入ったということです。
坂本所長は「センター内で仕事をしていてまったく気づかなかった。噴気が強くなってきてはいたが、まさかきょう噴火するとは思わなかったので驚いた」と話しています。
坂本所長が施設の外に出ると、当時、センターの付近には複数の観光客らがいて、中には硫黄山の写真を撮影している人もいたということです。
午後4時前、硫黄山の噴火警戒レベルが3に上がると、所長らは直接、観光客らに避難を呼びかけるとともに、防災行政無線でも避難を呼びかけました。
このため、登山者のほとんどは、すぐにえびの高原から下山したということです。
しかし、センターの近くには1台の車が止まっていたため、下山していない登山者がいると判断して坂本所長ら2人がセンターに待機していたところ、午後4時半ごろ、外国人2人が登山から戻りました。
その後、坂本所長や職員も避難したということです。