3/27(火) 11:30配信
デーリー東北新聞社
青森県内の児童が小学校で加入する運動部は本年度419チーム、スポーツ少年団は476団体で、10年前に比べそれぞれ120チーム、68団体減少していることが26日、県児童スポーツ活動検討委員会(委員長・戸塚学弘前大教育学部長)の報告書で分かった。同委は「少子化に伴い、地域によっては児童がやりたいスポーツを選べなくなる」などと分析、学校単位から広域スポーツ少年団などへの移行を長期的に検討することなどを提言している。
同委は教育、スポーツ関係者らで2016年度に設置。県内児童スポーツの現状や対応策などの検討を重ね、報告書にまとめて26日、県教育庁で中村充教育長に提出した。
県教委や県体育協会の調べによると、三八地区は児童3476人が運動部に所属しており、加入率は25・0%と他5地区より高かった。また、スポーツ少年団へは約28%に当たる3898人が加入していた。
上北地区は運動部7(加入児童75人)、スポ少124(2423人)、下北地区では運動部34(795人)、スポ少31(854人)だった。
北海道と東北6県で、小学校に運動部がある自治体は青森と秋田のみで、他は運動部がなく、スポーツ少年団や地域スポーツクラブでの活動に移行しているケースが多いという。
報告書で同委は、地域事情に即した児童スポーツの在り方を検討する必要性や、学校、家庭、地域が連携したスポーツ活動の推進を指摘。また、練習時間や大会への参加が児童、保護者、指導者にとって過度の負担にならないよう求めている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00010002-dtohoku-l02
デーリー東北新聞社
青森県内の児童が小学校で加入する運動部は本年度419チーム、スポーツ少年団は476団体で、10年前に比べそれぞれ120チーム、68団体減少していることが26日、県児童スポーツ活動検討委員会(委員長・戸塚学弘前大教育学部長)の報告書で分かった。同委は「少子化に伴い、地域によっては児童がやりたいスポーツを選べなくなる」などと分析、学校単位から広域スポーツ少年団などへの移行を長期的に検討することなどを提言している。
同委は教育、スポーツ関係者らで2016年度に設置。県内児童スポーツの現状や対応策などの検討を重ね、報告書にまとめて26日、県教育庁で中村充教育長に提出した。
県教委や県体育協会の調べによると、三八地区は児童3476人が運動部に所属しており、加入率は25・0%と他5地区より高かった。また、スポーツ少年団へは約28%に当たる3898人が加入していた。
上北地区は運動部7(加入児童75人)、スポ少124(2423人)、下北地区では運動部34(795人)、スポ少31(854人)だった。
北海道と東北6県で、小学校に運動部がある自治体は青森と秋田のみで、他は運動部がなく、スポーツ少年団や地域スポーツクラブでの活動に移行しているケースが多いという。
報告書で同委は、地域事情に即した児童スポーツの在り方を検討する必要性や、学校、家庭、地域が連携したスポーツ活動の推進を指摘。また、練習時間や大会への参加が児童、保護者、指導者にとって過度の負担にならないよう求めている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00010002-dtohoku-l02