0001まるもり ★
2018/02/12(月) 22:24:33.33ID:CAP_USER9公立小学校の制服(標準服)に8万円! しかも、イタリアの高級ブランド“アルマーニ”デザイン――。世間ではそんなものは高価すぎるとの声が圧倒的に多い。が、果たしてそうなのか。何しろ、ところは銀座の真ん中に立つ泰明小学校なのである。
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東京・銀座のど真ん中にある中央区立泰明小学校が、標準服の変更で大揺れだ。新聞、テレビが連日報じ、中には“義務教育無償”を謳った憲法26条第二項まで振りかざして、憲法違反を論じるところまで現れるほど――。
そもそも、中央区立泰明小学校は以前から標準服を採用している。現行のものは、男子1万7000円、女子1万9000円程度という。今頃になって憲法問題を論じるには遅すぎやしないか。そして気になる、新しい標準服のお値段は、
※身長130センチ(すべて税込み)
男子上着:2万5920円 女子上着:2万4840円
冬ズボン:9180円 冬スカート:1万2860円
夏ズボン:8964円 夏スカート:1万1880円
これに、長袖シャツ(ブラウス)、半袖シャツ(ブラウス)、ベスト、夏帽子、冬帽子、夏ソックス、冬ソックスを加え、しめて男子8万244円、女子8万5428円といった具合だ。
確かにいい値段だ。「オレのスーツより高い」というお父さんもいるだろう。
だから、2月8日の衆院予算委員会では“お洒落番長”麻生太郎財務相(77)までが質問に立たされ、自身のスーツの値段(おそらく数十万円)はさし置いて、こう答えた。
「まあ、高けえっちゃ、高いでしょう。あなたの背広がいくらか知らないが、8万円は高いものだと思う」
さらに、自身が自民党の文教部会長時代、児童数が少なかった小学校の統合に当たった当時の話に及ぶ。
「(泰明小を)つぶそうとしたが、銀座のすし店のオヤジから何から『おれの母校だ』とえらい勢いで言われ、これでは銀座を歩けないと思った。えらい伝統のある学校だと思った……」
本校の保護者なら出せる!
問題が大きくなる中で、2月9日、泰明小の和田利次校長(62)が記者会見を開いた。アルマーニを採用した理由についてはこう答えている。
「銀座の街の学校として発展していくために、海外の有名ブランドの力を借りるのもひとつの方法かなと、泰明らしさの中に含まれてもいいのかなと発想した。3年前から銀座に店があるブランドに相談してきた」
アルマーニ以外にも、バーバリー、シャネル、エルメスなどにも声をかけたが、断られたという。シャネラーの小学生か……。そして価格の高さについては、
「本校の保護者なら出せるのではないかと思った。泰明小でなければこういう話は進めない。価格が高いという苦情があることを聞いており、個別に相談に応じていきたい」
校長の気持ちに揺らぎは見受けられない。これに対して、かつてご子息を泰明小に越境入学させたという父兄の一人が言う。
「確かに和田校長が一般保護者に対して、来年度から標準服をアルマーニに変更すると説明したのが、昨年(2017年)9月というのは遅いと思いますよ。しかも、それがどの位の値段になるのかも、説明しなかったそうですから。手続きとして稚拙だったとしかいいようがない」
続く
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