https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180207/k10011318391000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004
2月7日 1時27分
アメリカの去年1年間の貿易統計が発表され、中国に対する貿易赤字が、過去最大の規模に膨らむなど、モノの取り引きに限った貿易赤字の総額は9年ぶりの高水準となり、トランプ政権は、各国に貿易の不均衡を是正する姿勢をさらに強める見通しです。
アメリカ商務省は6日、去年1年間の貿易統計を発表しました。
それによりますと、モノの取り引きに限った貿易赤字は、好調な消費を背景に自動車の輸入が増えたことなどから7961億ドルと、前の年を8.1%上回り、9年ぶりの規模に拡大しました。
貿易赤字を国別に見ると、中国が前の年に比べて8.1%増加して、3752億ドルと赤字全体の半分近くを占め、過去最大の規模に膨らみました。
続いて、メキシコが710億ドルと10.4%増加しました。そして、日本が688億ドルと0.1%の増加、ドイツが642億ドルと0.7%の減少となりました。
トランプ政権は、ことし11月に議会の中間選挙を控えていて、今回の統計で、貿易赤字の総額が大きく拡大したことから、各国に対して、今後、貿易の不均衡を是正する姿勢をさらに強める見通しです。
とりわけ中国に対しては、先月下旬に、中国などから輸入される太陽光発電パネルに対して、16年ぶりに緊急の輸入制限措置の発動を決めたほか、知的財産の侵害をめぐっても制裁の発動を検討していて、今後、両国の貿易摩擦が激しくなることが予想されます。
2月7日 1時27分
アメリカの去年1年間の貿易統計が発表され、中国に対する貿易赤字が、過去最大の規模に膨らむなど、モノの取り引きに限った貿易赤字の総額は9年ぶりの高水準となり、トランプ政権は、各国に貿易の不均衡を是正する姿勢をさらに強める見通しです。
アメリカ商務省は6日、去年1年間の貿易統計を発表しました。
それによりますと、モノの取り引きに限った貿易赤字は、好調な消費を背景に自動車の輸入が増えたことなどから7961億ドルと、前の年を8.1%上回り、9年ぶりの規模に拡大しました。
貿易赤字を国別に見ると、中国が前の年に比べて8.1%増加して、3752億ドルと赤字全体の半分近くを占め、過去最大の規模に膨らみました。
続いて、メキシコが710億ドルと10.4%増加しました。そして、日本が688億ドルと0.1%の増加、ドイツが642億ドルと0.7%の減少となりました。
トランプ政権は、ことし11月に議会の中間選挙を控えていて、今回の統計で、貿易赤字の総額が大きく拡大したことから、各国に対して、今後、貿易の不均衡を是正する姿勢をさらに強める見通しです。
とりわけ中国に対しては、先月下旬に、中国などから輸入される太陽光発電パネルに対して、16年ぶりに緊急の輸入制限措置の発動を決めたほか、知的財産の侵害をめぐっても制裁の発動を検討していて、今後、両国の貿易摩擦が激しくなることが予想されます。