【同性婚】同性婚ウェディングから半年―埼玉の男性カップルが送る「普通」の暮らしとその意味
同性婚ウェディングから半年―埼玉の男性カップルが送る「普通」の暮らしとその意味
画像
2017.11.27 LIFE
2017年2月、神奈川県の葉山で一組の男性カップルが結婚式を挙げ、話題になりました。
「自分たちの結婚式は次へのバトン」と語るのは、挙式を挙げた張本人の佐藤潤さんと内田直紀さん。
−2月の結婚式から約半年が経ちましたね。結婚式以前と変わったことはありますか?
内田:意外とないですね。
佐藤:だんだんオープンになったかも。おおざっぱになったというか。ストレートなコミュニケーションも増えて、月に1回はケンカしていたり(笑)。
内田:僕は「出てけ」って言われて、車で寝ることもあるんですよ。かわいそうでしょ(笑)。
−逆に結婚式前はあんまりなかったんですね。
佐藤:そうですね。関係がより生々しくなったのかな。お金の話とかオープンにしたり、お互いに痛み分けをするべきだし。
−それはいいことかもしれませんね。結婚式をしてよかったことはありますか?
内田:(2人の関係のことを)周りに言えるようになりました。
佐藤:そうそう、直紀(内田さん)の親御さんに伝えたのは1週間前だったんです。大事なことだから伝えたいけど気持ちの踏ん切りをつけられない…みたいな葛藤があったんですよね。で、親に会いに行ったら来たのは母親だけだった上に、「今後どうするの」とか暗い話ばかり詰められてたんです。
日本社会で急速に進められているダイバシティの動きを「面倒くさい」と率直に斬る彼らに、結婚式以後の「暮らし」についてインタビュー。世の中にあふれる「普通」とは何か、という問いに迫ります。
(アイキャッチ写真:左が内田直紀さん、右が佐藤潤さん)
「結婚式に招待することで人間関係が変わるかも」
同性婚ウェディングから半年―埼玉の男性カップルが送る「普通」の暮らしとその意味
画像
2017.11.27 LIFE
2017年2月、神奈川県の葉山で一組の男性カップルが結婚式を挙げ、話題になりました。
「自分たちの結婚式は次へのバトン」と語るのは、挙式を挙げた張本人の佐藤潤さんと内田直紀さん。
−2月の結婚式から約半年が経ちましたね。結婚式以前と変わったことはありますか?
内田:意外とないですね。
佐藤:だんだんオープンになったかも。おおざっぱになったというか。ストレートなコミュニケーションも増えて、月に1回はケンカしていたり(笑)。
内田:僕は「出てけ」って言われて、車で寝ることもあるんですよ。かわいそうでしょ(笑)。
−逆に結婚式前はあんまりなかったんですね。
佐藤:そうですね。関係がより生々しくなったのかな。お金の話とかオープンにしたり、お互いに痛み分けをするべきだし。
−それはいいことかもしれませんね。結婚式をしてよかったことはありますか?
内田:(2人の関係のことを)周りに言えるようになりました。
佐藤:そうそう、直紀(内田さん)の親御さんに伝えたのは1週間前だったんです。大事なことだから伝えたいけど気持ちの踏ん切りをつけられない…みたいな葛藤があったんですよね。で、親に会いに行ったら来たのは母親だけだった上に、「今後どうするの」とか暗い話ばかり詰められてたんです。
日本社会で急速に進められているダイバシティの動きを「面倒くさい」と率直に斬る彼らに、結婚式以後の「暮らし」についてインタビュー。世の中にあふれる「普通」とは何か、という問いに迫ります。
(アイキャッチ写真:左が内田直紀さん、右が佐藤潤さん)
「結婚式に招待することで人間関係が変わるかも」