http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171123/k10011233021000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_021
11月23日 7時29分
アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会が公表した、前回の金融政策を決める会合の議事録で、多くの参加者が、焦点となっている追加の利上げについて、「近いうちに正当化される」と指摘していたことがわかり、市場では、来月の会合で利上げが決まるという見方が大勢を占めています。
FRBは22日、今月1日まで開いた金融政策を決める会合の議事録を公表しました。
それによりますと、伸びが鈍化している物価の動向について慎重な意見が出たほか、何人かの参加者が、最高値の更新が続く株価などを念頭に、資産価格が下落に転じれば、経済に大きな影響を与えると懸念を表明しました。
しかし、焦点となっている追加の利上げについては、多くの参加者が、今後の経済指標で中期的な見通しが変わらなければ「近いうちに正当化される」と指摘していたことがわかり、市場では、来月の会合で利上げが決まるという見方が大勢を占めています。
FRBの次の議長には、現職の理事のパウエル氏が指名されていて、来週開かれる議会の公聴会で、アメリカ経済の見通しや物価の動向などについて、どのような考えを示すかに注目が集まっています。
11月23日 7時29分
アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会が公表した、前回の金融政策を決める会合の議事録で、多くの参加者が、焦点となっている追加の利上げについて、「近いうちに正当化される」と指摘していたことがわかり、市場では、来月の会合で利上げが決まるという見方が大勢を占めています。
FRBは22日、今月1日まで開いた金融政策を決める会合の議事録を公表しました。
それによりますと、伸びが鈍化している物価の動向について慎重な意見が出たほか、何人かの参加者が、最高値の更新が続く株価などを念頭に、資産価格が下落に転じれば、経済に大きな影響を与えると懸念を表明しました。
しかし、焦点となっている追加の利上げについては、多くの参加者が、今後の経済指標で中期的な見通しが変わらなければ「近いうちに正当化される」と指摘していたことがわかり、市場では、来月の会合で利上げが決まるという見方が大勢を占めています。
FRBの次の議長には、現職の理事のパウエル氏が指名されていて、来週開かれる議会の公聴会で、アメリカ経済の見通しや物価の動向などについて、どのような考えを示すかに注目が集まっています。