http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171027/k10011200511000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_008
10月27日 18時41分
大手精密機器メーカーのリコーは、インドの子会社で事業を見直すのに伴って300億円の損失が発生するため、今年度のグループ全体の最終的な損益が、これまでの黒字予想から一転して6年ぶりに赤字に陥る見通しになったと発表しました。
発表によりますと、リコーは、インドの子会社が手がける事務機器の販売事業で業績不振が続いていて、グループ全体への悪影響を食い止めるため、事業を抜本的に見直すとしています。
これに伴ってリコーは、300億円の損失が発生するため、今年度のグループ全体の最終的な損益が、これまでの予想の30億円の黒字から一転して70億円の赤字に陥る見通しになりました。
リコーが1年間の決算で最終赤字になるのは6年ぶりです。
これを受けてリコーは、山下良則社長など5人の役員について、月額の基本報酬の15%を3か月間、返上することを決めました。
損失の原因となったインドの子会社は、2年前に不適切な会計処理を指摘され、リコーは調査を進めるとともに去年、子会社に対し、173億円の増資を行って経営の立て直しを進めていました。
リコーは、インド市場から撤退はしないものの、子会社への追加の財務支援は行わないとしています。
日本企業では、東芝やキリンホールディングスなど、海外事業で損失を計上するケースが相次いでいます。
10月27日 18時41分
大手精密機器メーカーのリコーは、インドの子会社で事業を見直すのに伴って300億円の損失が発生するため、今年度のグループ全体の最終的な損益が、これまでの黒字予想から一転して6年ぶりに赤字に陥る見通しになったと発表しました。
発表によりますと、リコーは、インドの子会社が手がける事務機器の販売事業で業績不振が続いていて、グループ全体への悪影響を食い止めるため、事業を抜本的に見直すとしています。
これに伴ってリコーは、300億円の損失が発生するため、今年度のグループ全体の最終的な損益が、これまでの予想の30億円の黒字から一転して70億円の赤字に陥る見通しになりました。
リコーが1年間の決算で最終赤字になるのは6年ぶりです。
これを受けてリコーは、山下良則社長など5人の役員について、月額の基本報酬の15%を3か月間、返上することを決めました。
損失の原因となったインドの子会社は、2年前に不適切な会計処理を指摘され、リコーは調査を進めるとともに去年、子会社に対し、173億円の増資を行って経営の立て直しを進めていました。
リコーは、インド市場から撤退はしないものの、子会社への追加の財務支援は行わないとしています。
日本企業では、東芝やキリンホールディングスなど、海外事業で損失を計上するケースが相次いでいます。