市街地にエゾシカ 対策は
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7004103821.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
道内各地でエゾシカの農業などへの被害が相次ぐなか、稚内市ではことし、
市街地周辺に入り込むエゾシカが増えて住民が迷惑しています。
家庭菜園が荒らされるなどの被害も出ていて、稚内市は捕獲に乗り出すことを決めました。
稚内市にあるパークゴルフ場。
ここで楽しんでいるのはゴルファーだけではありません。
野生のエゾシカがのんびりと芝を食べています。
ボールが近くを通ってもまったく動じません。
エゾシカは毎年、出没していますがことしは特に多く多い時は50頭ほどが集まります。
エゾシカが増えて困るのはフンの始末です。
毎朝1時間かけて掃除をしています。
ひどい時は、この大きなペットボトル5本分にもなるといいいます。
【住宅街にも】。
エゾシカは住宅地にも入り込んでいます。
家庭菜園の野菜や花を食べようと家の軒先まで近づいています。
なぜ市街地でエゾシカが増えているのか。
詳しい理由は分かっていませんが、山で猟銃による捕獲が進められるなか、
市街地は猟銃が使えないため安全だと思って集まってくるとみられています。
エゾシカが増えるなか稚内市も手をこまねいてきたわけではありません。
4年前には天敵のオオカミの尿を使って侵入を防ごうとしました。
しかし、オオカミの尿を含ませたシートを住宅地に設置しても効果はありませんでした。
なぜ、天敵であるはずのオオカミの尿が効かなかったのか。
旭山動物園の飼育担当者よりますと、昔、北海道にいたエゾオオカミは、
絶滅して100年ほどたち、シカ自身も初めてかぐ臭いで、この臭いが
どの程度自分にとって危険なのかというのが経験的にはわからないのではないかと言います。
このため稚内市は、来月、別の方法で捕獲を試みることを決めました。
それは「吹き矢」を使う方法です。
猟銃と違って住宅地でも使うことができ、実際に道東の羅臼町などで効果が上がっています。
稚内市で増えている市街地のエゾシカ。
捕獲がうまくいくのか、市民は期待を込めて見守っています。
道によりますと、道内ではエゾシカの生息数自体は減っているものの
市街地に集まる傾向が出ていて道も対応を考えているということです。
09/26 19:38
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7004103821.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
道内各地でエゾシカの農業などへの被害が相次ぐなか、稚内市ではことし、
市街地周辺に入り込むエゾシカが増えて住民が迷惑しています。
家庭菜園が荒らされるなどの被害も出ていて、稚内市は捕獲に乗り出すことを決めました。
稚内市にあるパークゴルフ場。
ここで楽しんでいるのはゴルファーだけではありません。
野生のエゾシカがのんびりと芝を食べています。
ボールが近くを通ってもまったく動じません。
エゾシカは毎年、出没していますがことしは特に多く多い時は50頭ほどが集まります。
エゾシカが増えて困るのはフンの始末です。
毎朝1時間かけて掃除をしています。
ひどい時は、この大きなペットボトル5本分にもなるといいいます。
【住宅街にも】。
エゾシカは住宅地にも入り込んでいます。
家庭菜園の野菜や花を食べようと家の軒先まで近づいています。
なぜ市街地でエゾシカが増えているのか。
詳しい理由は分かっていませんが、山で猟銃による捕獲が進められるなか、
市街地は猟銃が使えないため安全だと思って集まってくるとみられています。
エゾシカが増えるなか稚内市も手をこまねいてきたわけではありません。
4年前には天敵のオオカミの尿を使って侵入を防ごうとしました。
しかし、オオカミの尿を含ませたシートを住宅地に設置しても効果はありませんでした。
なぜ、天敵であるはずのオオカミの尿が効かなかったのか。
旭山動物園の飼育担当者よりますと、昔、北海道にいたエゾオオカミは、
絶滅して100年ほどたち、シカ自身も初めてかぐ臭いで、この臭いが
どの程度自分にとって危険なのかというのが経験的にはわからないのではないかと言います。
このため稚内市は、来月、別の方法で捕獲を試みることを決めました。
それは「吹き矢」を使う方法です。
猟銃と違って住宅地でも使うことができ、実際に道東の羅臼町などで効果が上がっています。
稚内市で増えている市街地のエゾシカ。
捕獲がうまくいくのか、市民は期待を込めて見守っています。
道によりますと、道内ではエゾシカの生息数自体は減っているものの
市街地に集まる傾向が出ていて道も対応を考えているということです。
09/26 19:38