http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170905/k10011126951000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_008
働いた時間ではなく成果で評価するとして労働時間の規制から外す「高度プロフェッショナル制度」について、厚生労働省は健康を確保するための措置を強化する内容を盛り込んだうえで、時間外労働の上限規制を設ける法律の改正案と一本化し、今月8日に要綱案を示すことを決めました。
「高度プロフェッショナル制度」や裁量労働制を適用する業務の拡大について、厚生労働省の審議会は時間外労働を年間で720時間以内などとする労働基準法の改正案と一本化して秋の臨時国会に提出しようと議論を進めています。
これについて先月30日の初会合では労働組合側の委員から「健康確保のための措置が不十分で長時間労働を助長しかねない」などと反対意見が相次ぎ、4日の2回目の審議会では経営者側の委員から「労働組合側の主張で受け入れられるところは十分検討したい。時間管理の仕組みを作るなどできることはやるべきだ」といった意見が出されました。
その結果、厚生労働省は労働組合側が求める健康を確保するための措置を強化する内容を盛り込んだうえで、時間外労働の上限規制を設ける労働基準法の改正案と一本化し、今月8日の次回の審議会で要綱案を示すことを決めました。
厚生労働省は要綱案について審議会で議論したうえで今月中旬までに議論を取りまとめたいとしています。
9月5日 4時17分
働いた時間ではなく成果で評価するとして労働時間の規制から外す「高度プロフェッショナル制度」について、厚生労働省は健康を確保するための措置を強化する内容を盛り込んだうえで、時間外労働の上限規制を設ける法律の改正案と一本化し、今月8日に要綱案を示すことを決めました。
「高度プロフェッショナル制度」や裁量労働制を適用する業務の拡大について、厚生労働省の審議会は時間外労働を年間で720時間以内などとする労働基準法の改正案と一本化して秋の臨時国会に提出しようと議論を進めています。
これについて先月30日の初会合では労働組合側の委員から「健康確保のための措置が不十分で長時間労働を助長しかねない」などと反対意見が相次ぎ、4日の2回目の審議会では経営者側の委員から「労働組合側の主張で受け入れられるところは十分検討したい。時間管理の仕組みを作るなどできることはやるべきだ」といった意見が出されました。
その結果、厚生労働省は労働組合側が求める健康を確保するための措置を強化する内容を盛り込んだうえで、時間外労働の上限規制を設ける労働基準法の改正案と一本化し、今月8日の次回の審議会で要綱案を示すことを決めました。
厚生労働省は要綱案について審議会で議論したうえで今月中旬までに議論を取りまとめたいとしています。
9月5日 4時17分