【ワシントン時事】トランプ米大統領は25日、心と体の性別が異なるトランスジェンダーについて、米軍への新規入隊を禁じるよう国防総省に指示した。現役将兵の軍務継続を容認するかどうかの判断はマティス国防長官に委ねた。
オバマ前政権は昨年、トランスジェンダー将兵の軍務を容認し、今年7月から入隊を受け付ける方針を決定。性的少数者(LGBT)に対する障壁を撤廃した。トランプ氏の決断は前政権の方針を大きく転換したことになる。
トランプ氏は国防総省宛ての文書で「前政権は、長年続く米軍の方針と慣習を廃止しても部隊間の団結が妨げられ、軍事力が低下することがないという根拠を示さなかった」と批判。「このような弊害が出ないという確かな根拠が示せるまでは従来の方針に戻す」と述べた。
トランプ氏は7月、「トランスジェンダーが入隊することで必要になる多額の医療費や混乱が(軍の)負担になることは許されない」とツイッターに投稿した。米シンクタンクの推計によると、米軍では最大1万5000人のトランスジェンダー将兵が軍務に就いている。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017082600315&g=use
オバマ前政権は昨年、トランスジェンダー将兵の軍務を容認し、今年7月から入隊を受け付ける方針を決定。性的少数者(LGBT)に対する障壁を撤廃した。トランプ氏の決断は前政権の方針を大きく転換したことになる。
トランプ氏は国防総省宛ての文書で「前政権は、長年続く米軍の方針と慣習を廃止しても部隊間の団結が妨げられ、軍事力が低下することがないという根拠を示さなかった」と批判。「このような弊害が出ないという確かな根拠が示せるまでは従来の方針に戻す」と述べた。
トランプ氏は7月、「トランスジェンダーが入隊することで必要になる多額の医療費や混乱が(軍の)負担になることは許されない」とツイッターに投稿した。米シンクタンクの推計によると、米軍では最大1万5000人のトランスジェンダー将兵が軍務に就いている。
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