九州豪雨 有明海の流木、県と漁協連携し回収
九州北部の豪雨で有明海に漂着した流木やごみについて、福岡、佐賀両県は23日、
地元漁協などと連携し、海上で本格的な回収作業を実施した。有明海では、漁船のスクリュー
が流木とぶつかって破損する被害が出ていた。9月にノリ養殖に向けた準備が始まるため、
影響を抑える狙いもある。
この日は、国土交通省九州地方整備局などの清掃船4隻と両県の漁船300隻余りが
活動した。千人以上の漁業者が小枝を網ですくい、丸太はロープでくくって集積用の台船
まで引っ張った。一部が海底に沈み、動かせない状態の大きな流木は、支柱と旗で印を
付けて安全を確保した。作業は早朝から3時間ほどで完了した。
流木は福岡県の朝倉市や東峰村から筑後川を伝って流れ着いたとみられる。
筑後川の支流などでは県警や消防、自衛隊が朝倉市の行方不明者6人の捜索を続けた。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/170723/dly1707230007-n1.html
九州北部の豪雨で福岡県沖の有明海に漂着したとみられる流木を回収する漁業関係者ら=23日午前
http://www.sankei.com/smp/photo/daily/expand/170723/dly1707230007-p1.html
九州北部の豪雨で有明海に漂着した流木やごみについて、福岡、佐賀両県は23日、
地元漁協などと連携し、海上で本格的な回収作業を実施した。有明海では、漁船のスクリュー
が流木とぶつかって破損する被害が出ていた。9月にノリ養殖に向けた準備が始まるため、
影響を抑える狙いもある。
この日は、国土交通省九州地方整備局などの清掃船4隻と両県の漁船300隻余りが
活動した。千人以上の漁業者が小枝を網ですくい、丸太はロープでくくって集積用の台船
まで引っ張った。一部が海底に沈み、動かせない状態の大きな流木は、支柱と旗で印を
付けて安全を確保した。作業は早朝から3時間ほどで完了した。
流木は福岡県の朝倉市や東峰村から筑後川を伝って流れ着いたとみられる。
筑後川の支流などでは県警や消防、自衛隊が朝倉市の行方不明者6人の捜索を続けた。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/170723/dly1707230007-n1.html
九州北部の豪雨で福岡県沖の有明海に漂着したとみられる流木を回収する漁業関係者ら=23日午前
http://www.sankei.com/smp/photo/daily/expand/170723/dly1707230007-p1.html