ディーゼルで発電 H100系試作車導入へ キハ40系の後継 JR北海道
07/13 07:00
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0420395.html
JR北海道は12日、ローカル線を走る電気式の新型気動車「H100系」の試作車2両を来年2月にも導入すると発表した。現在主力のディーゼル車「キハ40系」が老朽化しているためで、新型車はディーゼルエンジンで発電した電気でモーターを回す仕組み。JRは新型車両の走行試験を経て、2019年度以降に量産化したい考えだ。
H100系(定員99人、座席36人)は、JR東日本が開発した車両(GV―E400系)をベースに、寒冷地対策などを施した。車両の愛称は、動力システムの英語表記を基にした「DECMO(デクモ)」。既存のディーゼル車よりシンプルな構造で、メンテナンスしやすいのが特徴だ。床面を低くし、冷房を備えるなど快適性も高める。