勤務先だった会社の資金を着服したとして、兵庫県警東灘署は3日、業務上横領の疑いで、神戸市西区池上の会社員、佐々木誠容疑者(41)を逮捕した。
被害額は平成27年10月ごろからの約9カ月間で、計約1億2800万円に上るとみて裏付けを進めている。
逮捕容疑は昨年6月、経理担当をしていた会社の預金口座から14回にわたり計1770万円を引き出し着服したとしている。「ギャンブルに使った」と容疑を認めている。
東灘署によると、入社した26年4月から経理を1人で担当。発覚を防ぐため、架空の取引で支出があったかのように帳簿を改竄(かいざん)していた。
昨年7月に依願退社。決算書類で不正が発覚し、今年3月に会社が告訴した。
配信 2017.7.4 07:53更新
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/170704/wst1707040016-n1.html