WebブラウザFirefoxで知られるMozilla Japanは6月30日、2017年7月に「WebDINO Japan」へ社名変更すると発表した。
日本語版Firefoxの配布やMozilla製品の情報提供は、米Mozilla公式サイトでサポートする。
Mozilla Japanは、04年に米Mozilla Foundationの公式支部として発足。
独立した非営利組織として、Firefoxの普及活動、オープンソースの啓発、Web標準技術の推進、オープンソースソフトウェアコミュニティー支援に努めてきた。
今は05年に設立された米Mozilla Corporationが、Mozillaブランドのグローバルマーケティング活動全般を担っており、日本市場向けに活動してきたMozilla Japanは特殊な立ち位置だった。
社名変更は、「米Mozilla Corporationの判断によるもの」だという。
新組織では、米Mozilla Foundationとの協業は続けつつ、活動領域を拡大。コンサルティング業務、技術開発支援、コミュニティー支援などに注力し、「IT活用の進んでいない分野へオープンソース的発想を取り入れていく」という。
新社名は、Web の Diversity(多様性)、Internationalization(国際化)、Neutrality(中立性)、Openness(公開性)を表すという。
配信 2017年06月30日 18時00分
ITmedia
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