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記憶たどり。 ★
2017/06/28(水) 15:57:10.29 ID:CAP_USER9
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_sougou/article/338666/
厚生労働省の調査で成人男性の3割、女性の1割という愛煙家の皆さん。
九州一の繁華街、福岡市・天神で苦労したことはありませんか。
喫煙歴20年以上の記者が足を使って探しました。西鉄福岡（天神）駅の
中央改札口から半径300メートル。どこでたばこが吸えるか−。
渡辺通りを挟んでデパートや商店街、公園が集まる天神のど真ん中。ここは
福岡市の路上禁煙地区。路上の歩きたばこには2万円以下の罰金が科せられる。
探したのは通りすがりに一服できる場所で、喫煙席がある飲食店やパチンコ店は
除いた。半日かけてビルをくまなく回り、路地を分け入って見つけた無料喫煙所は、
屋内15カ所、屋外5カ所。意外と多い印象だ。
お薦めは岩田屋本館の5階。天神西通り側の角に全面ガラス張りの喫煙所があり、
人通りを見下ろすことができる。たばこを吸わない人はぴんとこないだろうが、薄暗く、
窓もない場所に押し込められることが多い愛煙家にとって、この眺めは感激ものだ。
「デパートでは、女性のお客さまの買い物時間が長い。その間、お連れの男性のお客さまに
くつろいでもらおうと設けました」。広報担当者の優しい言葉に涙が出そうになる。
パルコの本館と新館には女性専用の喫煙室がある。パウダールーム（化粧室）と
女性用トイレ併設で、もちろん、男性は立ち入り禁止。「吸っている姿を男性に
見られたくない女性社員の声を取り入れたのでは」（担当者）。配慮が行き届いている。
商業施設の多くは紳士服売り場や飲食店のフロアに喫煙所を用意しているが、天神コアと
福岡ビルは屋上に灰皿があり、晴れた日は気持ちがいい。福岡天神センタービル地下1階の
喫煙所は飲み物の自動販売機や休憩スペースが充実。隣の福岡証券ビル1階とともに
ビジネスマンの利用が多い。
屋外で愛煙家が最も多いのは警固公園だろう。西鉄電車の乗降客や買い物客、
若者などが入れ代わり立ち代わり、喫煙所で紫煙をくゆらせる。
この喫煙所には曲折がある。市は2012年の公園整備に合わせ、仕切り板で囲んだ
喫煙所を北側に設けた。すると、公園利用者から「煙が流れてくる」と苦情が相次ぎ、
11カ月後に撤去することに。ところが、吸い殻のポイ捨てが目立つようになり、3カ月後、
現在の公園南側に灰皿を置くことにした。
公園は「路上喫煙罰金」の対象外だが、中央区役所には「どうして公園の喫煙を認めているのか」
と、月に数件の問い合わせが寄せられる。市はJTや地元町内会と共同で1月から月1回、灰皿を
テントに移して分煙効果を確かめる社会実験を続けている。
一方、アーケードの新天町商店街は全面禁煙。天神地下街には、かつて灰皿を置いていた場所が
あったが「1995年の地下鉄サリン事件をきっかけに撤去しました」と福岡地下街開発。とほほ…。
最近は、自分がいる場所の近くの喫煙所を表示するスマートフォンアプリもある。天神を訪れる
愛煙家の皆さん。これ以上肩身が狭くならないように、マナーに気をつけて一服しましょうね。
岩田屋本館５階の喫煙所。この明るさ、眺めはとても心地よい
![【たばこ】どこで吸える？九州一の繁華街、福岡市天神の喫煙所事情 [無断転載禁止]©2ch.net->画像>2枚](https://www.nishinippon.co.jp/import/f_sougou/20170628/201706280001_000.jpg)
厚生労働省の調査で成人男性の3割、女性の1割という愛煙家の皆さん。
九州一の繁華街、福岡市・天神で苦労したことはありませんか。
喫煙歴20年以上の記者が足を使って探しました。西鉄福岡（天神）駅の
中央改札口から半径300メートル。どこでたばこが吸えるか−。
渡辺通りを挟んでデパートや商店街、公園が集まる天神のど真ん中。ここは
福岡市の路上禁煙地区。路上の歩きたばこには2万円以下の罰金が科せられる。
探したのは通りすがりに一服できる場所で、喫煙席がある飲食店やパチンコ店は
除いた。半日かけてビルをくまなく回り、路地を分け入って見つけた無料喫煙所は、
屋内15カ所、屋外5カ所。意外と多い印象だ。
お薦めは岩田屋本館の5階。天神西通り側の角に全面ガラス張りの喫煙所があり、
人通りを見下ろすことができる。たばこを吸わない人はぴんとこないだろうが、薄暗く、
窓もない場所に押し込められることが多い愛煙家にとって、この眺めは感激ものだ。
「デパートでは、女性のお客さまの買い物時間が長い。その間、お連れの男性のお客さまに
くつろいでもらおうと設けました」。広報担当者の優しい言葉に涙が出そうになる。
パルコの本館と新館には女性専用の喫煙室がある。パウダールーム（化粧室）と
女性用トイレ併設で、もちろん、男性は立ち入り禁止。「吸っている姿を男性に
見られたくない女性社員の声を取り入れたのでは」（担当者）。配慮が行き届いている。
商業施設の多くは紳士服売り場や飲食店のフロアに喫煙所を用意しているが、天神コアと
福岡ビルは屋上に灰皿があり、晴れた日は気持ちがいい。福岡天神センタービル地下1階の
喫煙所は飲み物の自動販売機や休憩スペースが充実。隣の福岡証券ビル1階とともに
ビジネスマンの利用が多い。
屋外で愛煙家が最も多いのは警固公園だろう。西鉄電車の乗降客や買い物客、
若者などが入れ代わり立ち代わり、喫煙所で紫煙をくゆらせる。
この喫煙所には曲折がある。市は2012年の公園整備に合わせ、仕切り板で囲んだ
喫煙所を北側に設けた。すると、公園利用者から「煙が流れてくる」と苦情が相次ぎ、
11カ月後に撤去することに。ところが、吸い殻のポイ捨てが目立つようになり、3カ月後、
現在の公園南側に灰皿を置くことにした。
公園は「路上喫煙罰金」の対象外だが、中央区役所には「どうして公園の喫煙を認めているのか」
と、月に数件の問い合わせが寄せられる。市はJTや地元町内会と共同で1月から月1回、灰皿を
テントに移して分煙効果を確かめる社会実験を続けている。
一方、アーケードの新天町商店街は全面禁煙。天神地下街には、かつて灰皿を置いていた場所が
あったが「1995年の地下鉄サリン事件をきっかけに撤去しました」と福岡地下街開発。とほほ…。
最近は、自分がいる場所の近くの喫煙所を表示するスマートフォンアプリもある。天神を訪れる
愛煙家の皆さん。これ以上肩身が狭くならないように、マナーに気をつけて一服しましょうね。
岩田屋本館５階の喫煙所。この明るさ、眺めはとても心地よい
