母親に懲役13年求刑=3歳女児虐待死 埼玉・狭山市―さいたま地裁
6/8(木) 10:49配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170608-00000046-jij-soci
埼玉県狭山市で昨年1月、3歳の女児にやけどを負わせ、十分な食事を与えず死なせたとして、暴行や保護責任者遺棄致死などの罪に問われた母親の無職藤本彩香被告(24)の裁判員裁判の論告求刑公判が8日、さいたま地裁(高山光明裁判長)であり、検察側は懲役13年を求刑した。
判決は15日。
公判で検察側は、藤本被告が内縁関係にあった大河原優樹被告(26)=一審で懲役12年6月=と共謀して次女の羽月ちゃんに虐待を繰り返し、衰弱した後も必要な措置を受けさせず死亡させたと指摘。弁護側は、大河原被告が冷水をかけて浴室に放置したのが死亡の原因と主張した。
起訴状によると、藤本被告らは2015年9月ごろから羽月ちゃんに暴行を加えて十分な食事を与えず、首に鎖を巻き付け拘束。16年1月8日には浴室で裸の羽月ちゃんに冷水をかけて放置し、翌日に敗血症で死亡させたとされる。