国内最大手の地図情報会社ゼンリン、自動運転用市場でも自信 [無断転載禁止]©2ch.net ->画像>1枚

1 ：曙光 ★：2016/03/21(月) 10:17:10.43 ID:CAP_USER*

ゼンリン、自動運転用市場でも自信

　１月の昼さがり、東京・湯島天神近くの住宅街を紺色のジャンパーに身を包み、画板を手にした男性が歩いていく。
男性は建物ごとに足を止め、番地や表札、ビル名を確認して画板に挟んだ地図に書き込む。雑居ビルの郵便受けの前でメモを取る姿に奇異の目を向ける住人もいるが、気にとめる様子もなく黙々と作業を続けていった。

　◆人海戦術が強み

　「大変な作業なんですよ」−。国内最大手の地図情報会社、ゼンリンの調査員として約２０年の経験を持つ高口文昭さん（５２）は仕事の厳しさを語った。
紙がぬれる大雨の日以外は暑さ寒さにかかわらず毎日、調査を続け、ときに近隣住民とトラブルになることもある。それでも「気後れして後回しにすると歯抜けになって漏れが増える」と、
積極的に声がけして必要な情報をてきぱきと集める。「人が歩いて人海戦術、それがわれわれの一番の強み」と話す。

　ゼンリンは高口さんのような調査員を全国で約１０００人抱え、日々うつろいゆく街を記録している。
創業以来、こうした足で稼ぐ情報収集法で国内市場で圧倒的な地位を築いてきた同社は今、最先端技術を駆使した自動運転用の高精細地図で他業種からの参入や海外勢の脅威にさらされている。

　ゼンリンの高山善司社長は都内でのインタビューで、従来の住宅やカーナビゲーション用地図づくりを富士山登山とすれば、高い信頼性と情報量が求められる自動運転用の高精細地図づくりは「エベレスト登山を目指すようなもの」と例え、「難易度の差はかなりある」と話した。
世界でも類をみない複雑な住所体系を持つ日本で地図づくり一筋に取り組んできたノウハウには自信があるとし、この分野でも高シェアを狙う考えだ。

　ゼンリンは１９４８年に大分県で創業。当初は別府温泉の観光ガイドブックづくりを手掛けていたが、添付した温泉街の地図が評判となり、地図に特化する戦略で業容を拡大していった。住宅地図では日本全ての地域をカバーする唯一の会社で、カーナビ用地図でも国内トップシェア。グーグルマップなどにも情報提供し、スマートフォンでも広く利用されている。

　◆業界勢力図一変も

　一方、世界の自動車メーカーが実用化に向けて開発を加速させる自動運転技術では車の力だけで安全に目的地まで移動することが求められる。
車が機械的に周囲の状況を認識できるようにするため、従来のカーナビ用地図よりも大量で正確な情報が不可欠となるが、大手も含めて開発中の段階で、既存の地図業界の勢力図が塗り変わる可能性を秘めている。

　日産自動車と仏ルノーの最高経営責任者（ＣＥＯ）を務めるカルロス・ゴーン氏は昨秋の東京モーターショーで、自動運転の実現に向けて最も重要な２つの要素として、車両自体の信頼性と並んで「地図」を挙げた。
「極めて精密で正確なものでなければならない」とし、従来のカーナビ用と違い、技術的なハードルは高いとした。

　自動運転技術に詳しいデロイトトーマツコンサルティングの周磊・執行役員パートナーは自動運転用の地図では機械が読み取れる必要があり、リアルタイムの情報更新や情報を適切に処理するアルゴリズムなどゼンリンがこれまで手掛けてこなかった高度技術を駆使する必要があると指摘。
米グーグルなどこうした分野で圧倒的なノウハウを持つＩＴ（情報技術）企業の参入も見込まれ、ゼンリンにとって「競争は非常に厳しくなるだろう」と話した。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/160321/bsj1603210500001-n1.htm

2 ：曙光 ★：2016/03/21(月) 10:19:19.41 ID:CAP_USER*

自動運転に関しては道路交通法の見直しなど法整備も固まっておらず、大手といえども専用地図の開発は手探りの状況だ。
日本では内閣府が昨年５月に自動走行システムの開発計画を公表、１０月に「ダイナミックマップ」構築に向けた調査検討をゼンリンを含む７社が受託した。そこにはパイオニア子会社など既存のカーナビ用地図の競合に加え、測量を手掛けるアイサンテクノロジーやパスコも名を連ねており、新たなライバルとしてゼンリンに立ちはだかる可能性がある。

　従来のカーナビ用では出発点と目的地を結ぶ最適な経路を一本の線で結べばよかったが、自動運転用の地図では車線の数やカーブの角度、交通標識など必要な情報量が従来よりはるかに増える。
ゼンリンでもカメラや高精度レーザー計測器、ＧＰＳ（衛星利用測位システム）アンテナなどを搭載した高精度計測車両を公道で走らせ、データ取得などに着手し、精緻な３次元地図の作成に取り組んでいる。

　高山社長によると、ゼンリンでは自動運転時代を見据えて北九州市の研究開発の人員を過去５年で４０〜５０人に倍増させたほか、既存の住宅用とカーナビ用の地図データに自動運転用の地図を統合運用できるようにする「時空間データベース」を作成していると話した。従来は別々だったデータが一元管理され、住宅用の地図で調査員が日々加える変更もすぐにそのデータベースに反映され、自動運転用の地図にも活用できるようになる。

　計測車両は誰でも購入し走らせることができるため、「それを使って取得できるものはほぼ同じ」で、そこでは競合と差がつかないとした上で、それで「すぐ地図ができるわけではない」とも話した。
取得データから地図を生成するノウハウや、全国約７０カ所に拠点を構える専業地図メーカーとしての情報更新力などでは一日の長があり、アドバンテージになると述べた。

3 ：名無しさん＠１周年：2016/03/21(月) 10:21:43.94 ID:3Zf10iDl0

業務用はやっぱりゼンリンですわ

4 ：名無しさん＠１周年：2016/03/21(月) 10:21:46.99 ID:oyzX7tvH0

鏡に映った女の子、実際は何人なの？ 1枚の写真が世界を熱くした

https://t.co/10WS6LdFDr

.

5 ：名無しさん＠１周年：2016/03/21(月) 10:25:55.89 ID:UCjAel9T0

地図と言えばGoogleマップのストビュー撮影車が写ってるとこ発見した

6 ：名無しさん＠１周年：2016/03/21(月) 10:35:40.03 ID:mYjG30Au0

この前それらしき人がうちにも来たわ

7 ：名無しさん＠１周年：2016/03/21(月) 10:35:58.93 ID:3NfhAHq9O

車載用カメラで地図が自動更新できるソフトをトヨタが開発してたけどこういうのが出てきたらグーグルも危ういよな

8 ：名無しさん＠１周年：2016/03/21(月) 10:38:33.87 ID:sFoLT5o10

地図には，歩行者や他の車が載ってるわけ無いんだから
自動運転は地図に頼らず，リアルタイムの観測データを元に
運用できる必要があるだろうに。

もちろん，目的地への大まかな進路は，
従来のカーナビと同程度のモノは必要かもしれないが。

9 ：名無しさん＠１周年：2016/03/21(月) 10:41:01.56 ID:MruAu/cj0

Googleは自動車ハードの開発能力が皆無だから
自動運転の自動車は製造生産能力無くて途中でソフト開発だけに専念すると思うわ。

10 ：名無しさん＠１周年：2016/03/21(月) 10:45:55.71 ID:L0LUc5un0

昭文社派です

11 ：名無しさん＠１周年：2016/03/21(月) 10:51:15.64 ID:sC+NT18j0

個人情報でぼろ儲けしたクズ会社

12 ：名無しさん＠１周年：2016/03/21(月) 10:55:15.78 ID:1Ema4o550

ここの株、下げ相場でも勢いがあって
おれの持ってる中でも優等生

13 ：名無しさん＠１周年：2016/03/21(月) 10:56:45.76 ID:/4lyZ37j0

全国で一斉訴訟を起こされたらどうなるんだろうね？
地図に載せたくない人もいるだろう。
アメリカだと日本円で兆円単位の賠償になったりして

14 ：名無しさん＠１周年：2016/03/21(月) 11:03:40.53 ID:lm9IWQ680

んと、ゼンリンは地図作ってないよ

15 ：名無しさん＠１周年：2016/03/21(月) 14:17:05.72 ID:vRZ5t1jr0

良くも悪くもガラパゴスな調査方法です。

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