-種無学園
手品先輩「誰か間違えてはいちゃったのかな〜?」
『死ね ぶりっ子』
クスクス
手品先輩「?」
『ゴミ』
『ブス』
『なんか臭くない?』
手品先輩「あ…あの…」
『なんか話かけてきたし』
『臭いと思ったら 手品女いるんだけど(笑)』
『おまえのキモいぬいぐるみも捨てといたから』
手品先輩「…あぅぅ!」
ポロッポロッ
幼稚園の時探検的なので物を隠して探すって遊びしてて
んとき友達の上履き隠したら全員で探すことになって言い出せんかったわ
手品先輩よく知らんけどおっぱいでかいみたいだから助けるぜ、なあみんな!
手品先輩(足 冷たいなぁ…)
手品先輩(早く上靴 見つかるといいなぁ…)
キョロキョロ
女子「この写真ってあんただよね?」
手品先輩「あっ!うん!これは縄で縛られてる私が大脱出するっていうマジックなんだよ!!」
『きっも』
手品先輩「え…?」
『なにあれ あたしだったら絶対こんなキモいことしないけどね』
手品先輩「あ…あは…」
『変態じゃん』
『自分でシコられてるのがうれしいんじゃない』
『死ねよ』
手品先輩「う…うぅ…」
ゴミ箱「上靴あったよー(笑)」
手品先輩「………」
ポロッポロッ
-
手品先輩「…」
パクパク
手品先輩「おいしいね べひもす君」
べひもす君「カック カック カック」
カタカタ
『あいつ汚いぬいぐるみに話しかけてる うける(笑)』
『くっさ あんなとこに肉便器置かないでよ』
『ちょっと食事中〜!』
アハハハハ
手品先輩(聞こえてないふり 聞こえてないふり!)
グッ
女子「邪魔だよクズ!」
ドカァッ
ガシャガシャガシャ
手品先輩「あ…」
女子「なにこのキモいぬいぐるみ」
グシャッ
手品先輩「べひもす君…」
『床に落ちた飯でも食ってろ』
『早くかたづけてよ』
『ざまあ見ろクソ女』
手品先輩(聞こえてないふり…聞こえてないふり…)
フキフキ
手品先輩(聞こえてないふり………)
-
手品先輩「えっと 次の授業…」
女の子「ちょっと話しかけないでよ 臭いのが移るじゃない」
手品先輩「えっ…」
手品先輩「あ…あの…」
手品先輩(私…すごく嫌われてる…)
手品先輩(なにか みんなに悪いことしちゃったかな…)
〜♪
手品先輩「あ…電話…助手かな…」
ポチポチ
「すぐヤらせてくれるってガチ?」
手品先輩「え…なにを…?」
「セックスしようやぁ」
手品先輩「ヒッ」
ピッ
〜♪
手品先輩「また電話…」
「便所の書き込みみました!タダでいいって本当?!」
手品先輩「や…やめてください…」
ピッ
手品先輩(誰か私の電話番号をどこかに書いてるんだ…)
縄で縛られてるのが変態とか肉便器とか周りの女子が完全にお前ら目線なんだが
手品先輩の漫画、漫画としてちゃんと描いてるしネタも面白いのになぜか嫌われてる
みなみけの方がよっぽどつまらん
-次の日
女の子「ねー あんた手品できるんだって?」
手品先輩「え…?」
手品先輩「うんうん!できるよ!!奇術部っていう部活も…」
『じゃあ手品やってよ』
『はやくー』
手品先輩「!」
手品先輩(みんなが私の手品見たがってる!友達を作るチャンスだ!がんばらないと!)
手品先輩(失敗しないようにしないと!失敗しないようにしないと!)
手品先輩「え…えっと!このトランプに…なんでもいいから好きな絵とか数字を…」
DQN「あ?めんどくせェよ 死ね」
ビリビリビリッ
手品先輩「あ…」
DQN「ほら この破いたトランプ食えよ」
グイッ
手品先輩「もがぁ」
『アハハハハ トランプが消えるマジックだ!』
『おもしろーい!』
手品先輩「げほっ…げほっ…あ…あはは…」
手品先輩(よ…よかったウケた…)
-奇術部の部室
手品先輩「ぱんぱかぱーん!先生が許してくれたから奇術部の部室が帰ってきましたー!」
助手「はあ…」
助手(先輩のせいで火事になりかけたのに…この人に悩みなんかあるんだろうか…)
助手「あれ?先輩 手ケガしてますよ?どうしたんすか」
手品先輩「あ…こ…これは…」
手品先輩「新しい手品試してたらケガしちゃって…えへへ」
助手「本当におっちょこちょいだな…」
手品先輩「ウフフ 今日も楽しくレッツ奇術!」
おしまい
大分前に一巻だけ買ってそれっきりだなそういえば
このスレで存在思い出した
ほのぼの日常系作品ってモブ含めてみんないい人だからこそ成立してるんだよね
ちょっとでもガチの悪意が混ざるともう無理