ミャンマーで、中国系犯罪組織が外国人数千人を監禁し、特殊詐欺実行役を強要しているという。アメリカの調査機関によると、
中国系犯罪組織による特殊詐欺の被害は、年間10兆円近くに上り、その拠点は東南アジアで急拡大しており、
日本人も拉致の対象になっているという。
ー中略ー
特殊詐欺グループに拉致された許博淳さん:
木々の間から10人以上の迷彩服を着た男たちが現れたんです。山を下りたところで振り返ると、他の山々からも同じように迷彩服の
人たちが騙された人たちを連れてくるのが見えました。私たち以外に何十人も…。
脅されながら許さんが連れて行かれたのは、ミャンマー北部に位置するラウカイ県だ。この地域は、中国系犯罪組織がいくつも拠点を
構える特殊詐欺の中心地として知られ、中国の国営メディアによると、2024年だけで5万3千人以上の中国人が逮捕されている。
ここで許さんは、人身売買の「商品」として、特殊詐欺を扱うグループに「買い取られた」という。
特殊詐欺グループに拉致された許博淳さん:
私たちの値段は540万円(25万元)だと言われました。「紅蓮ホテル」の看板が見え、「紅」と「蓮」の字が書かれていました。
ここが(詐欺グループの)拠点でした。この一つの建物に約1400人が住んでいます。建物全体がひとつの詐欺グループです。
私たちのチームは、主に東南アジアの中国人をターゲットにしていて、それぞれ机にはパソコンと4台のiPhoneがありました。
監禁され、特殊詐欺の「掛け子」をさせられる毎日だったという。「成績」が悪いと、恐ろしい罰が待っていた。
中国系の詐欺グループで撮影された映像では、何人もの被害者が激しい暴行を受けている。
ー中略ー
2150万円もの身代金を払い解放
24時間、銃を持った組織のメンバーに監視され、脱出が不可能な監禁生活を余儀なくされた。
死と隣り合わせの許さんを救い出したのは、家族が支払った多額の身代金だった。
特殊詐欺グループに拉致された許博淳さん:
ある民間団体が詐欺グループとの交渉に成功し、まず1330万円(62万元)の現金を支払いました。
母親とビデオ通話がつながった瞬間、自然と涙がこぼれ落ちました。それまでは泣くこともできなくて…。
最終的に支払った金額は、日本円で2150万円(100万元)だ。家族がマンションを手放し、さらに借金をして工面した。
許さんは、日本人も既に被害にあっていると警鐘を鳴らす。
特殊詐欺グループに拉致された許博淳さん:
たくさんの日本人や韓国人が騙されて送られたと聞きました。日本人が入っている部屋には、数十人が閉じ込められていたそうです。
さらにタイの市民団体によると、犯罪組織では、日本人を拉致すると5000ドルの報酬が支払われるという話が新たに出ているという。
特殊詐欺グループに拉致された許博淳さん:
詐欺グループは支配する全ての人の携帯電話をコントロールしていて、SNSのグループやチャットにまで深く入り込んでいます。
自分の街に来て直接会うことができない人は、絶対に信用してはいけません。
現地の日本大使館では、犯罪に巻き込まれないよう注意喚起している。
(「イット!」2月6日放送より)
全文はソースから
2/8(土) 11:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/eadbbfc01cea899eb980c16619b04b91c922413a
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http://2chb.net/r/news4plus/1738729255/