【ソウル聯合ニュース】「非常戒厳」宣言を主導したとして内乱容疑などで逮捕状が請求された韓国の金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官が、自身に対する逮捕状発付の是非を判断する令状審査への出席を見送ることが、10日分かった。
法曹関係者によると、金氏は前日に検察の特別捜査本部による取り調べを受けた後、このような意向を示したという。
金氏はこの日、弁護士を通じて「国民の皆様に大きな不安と迷惑をかけたことを深くおわびする」とし、「今回の事態に関する全責任は私にある」と表明した。
また、「部下の将兵たちは私の命令と与えられた任務に忠実だっただけ」だとして「善処を願う」と強調した。
金氏はソウル中央地裁に令状審査放棄書を提出する見通しだ。
検察は前日、金氏が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と共謀して内乱を起こしたとみて内乱重要任務従事や職権乱用権利行使妨害の容疑で金氏の逮捕状を請求。10日午後3時から同地裁で令状審査が開かれる予定だった。
しかし、金氏が令状審査への出席を放棄したため、審査は検察のみが出席して行うか、検察が提出した証拠資料など書面のみで行い、同日深夜か11日未明に結果が出る見通しだ。
聯合ニュース 2024.12.10 11:51
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20241210001300882