憲政史上最長となった安倍政権は、実はたった一人のフィクサーに操られていた――そのことを詳細に書いた森功氏の最新刊『国商 最後のフィクサー葛西敬之』が話題だ。同書には様々な暴露・スクープがあるが、その中でもトップクラスと言えるのが、元運輸省事務次官の黒野匡彦氏が明かすこの話だろう。なんと葛西氏は、あまりにも中国が嫌いすぎて、中国と取引をした川崎重工を「出禁」にしていたというのだ。同書から引用しよう。
『国商 最後のフィクサー葛西敬之』連載第5回後編
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前編記事【JR東海の天皇・葛西敬之が「中国に日本の新幹線技術を盗まれた」と激怒して川崎重工を「出禁」にしていた…元運輸事務次官が暴露】
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葛西はなぜJR東海から川崎重工を出禁にしたのか。前編に引き続き、元運輸省事務次官の黒野匡彦氏の告白をお伝えする。
「川崎重工のせいで中国に技術を盗まれた!」
葛西はこの台湾新幹線の成功により、政府や政治との結びつきの必要性を感じたのではないだろうか。もっとも中国に対してはやはり厳しい見方をする。黒野が言う。
「中国へも新幹線を輸出していますが、それは川崎重工が中心にやったんです。川崎重工が新幹線技術をブラックボックスにしないまま中国に提供してしまったと葛西さんは考えています。葛西流に言わせれば、『その結果、中国が新幹線技術を盗んだ』となるんでしょうね。葛西さんは、『JR東海はもはや川崎重工とは契約しない』と切っちゃった。川重に代わり、日本車輛という会社を子会社にして、技術革新を図っているんです」
黒野は葛西を通常の経営者とは見ていない。
「経営者じゃなく、一種の思想家のように思えます。経営判断よりも先に、自分の思想信条で判断しちゃうところがある。だからこそ、中国嫌いだとあまりにもストレートに口に出してしまう。江沢民国家主席が日本に来たとき、山梨県のリニアの実験線に乗りたいと言われたのですが、葛西さんが『技術を盗まれるからダメだ』と断ってしまいました」
JR東海の社長、会長に昇りつめ、国士と評されるようになった葛西が最も心血を注いだ事業がリニア新幹線である。「JR東海の葛西」「名古屋の葛西」ではなく、「日本の葛西」を目指したのだろう。
手段を選ばず、いかに効率よく目的を達成できるか。そんな合理主義者の反面、見方を変えれば、極めて純粋な企業経営者でもある。その葛西はいつの間にか、リニア中央新幹線構想について、日本の全国民が評価するプロジェクトだと信じて疑わなくなる。
12/20(火) 7:03配信
森 功(ジャーナリスト)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c677e6927aea311123068d2f2891407d718c4b9a
※参考スレ
【現代ビジネス】元運輸事務次官が暴露! JR東海の天皇・葛西敬之が「中国に日本の新幹線技術を盗まれた」と激怒して[12/19] [仮面ウニダー★]
http://2chb.net/r/news4plus/1671405240/