0001新種のホケモン ★
2022/11/16(水) 20:07:14.32ID:9t6EyChW朝鮮人慰霊のため千葉県八千代市に建てられた鐘楼の補修費用の募金を呼びかける呉充功さん=2022年11月15日午後5時23分、東京都千代田区、北野隆一撮影
関東大震災の際に虐殺された朝鮮人を慰霊するため、千葉県八千代市の観音寺に建てられた鐘楼を補修しようと、日韓で募金の呼びかけが始まった。15日、東京都千代田区で日韓の関係者が会合を開いた。
1923年の震災の際、デマにあおられた自警団などにより、多数の朝鮮人や中国人らが殺害された。千葉県内では、軍が保護する名目で、朝鮮人ら約3千人を習志野の施設に集めた。しかし一部は自警団に引き渡され、八千代市などで殺害された人もいたという。
県内の元教師らが78年に市民団体を結成して聞き取り調査を進め、83年から観音寺で慰霊祭が始まった。朝鮮人が殺されたとみられる場所は98年に発掘されて遺骨が見つかり、遺骨は99年に観音寺に改葬されて慰霊碑が建てられた。
現地を訪れて史実を知った韓国の劇作家らが寄付を集めて85年、観音寺に鐘楼を建て、慰霊の鐘を贈った。鐘楼は韓国式の「丹青」と呼ばれる鮮やかな色が塗られ、2003年に1回補修されたが、柱や瓦などに傷みが目立ち始めているという。韓国で鐘楼建設を進めた演劇や文学関係者の後輩世代が、補修の推進委員会を結成。震災100年の来年に向け、鐘楼補修と追慕の文化祭開催のための募金を始めた。
日本でも千葉や東京などで朝鮮人犠牲者の追悼を続ける市民団体や在日コリアンらが寄付を呼びかけている。問い合わせは朝鮮人虐殺についてのドキュメンタリー映画をつくった呉充功(オチュンゴン)監督([email protected])へ。(編集委員・北野隆一)
11/16(水) 20:00配信
朝日新聞デジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d67f76b9edf5fb9c9014923b810fad50a9cf3f8