■24日午前、最初の社員の感染を知っていながら午後班に告知せず正常出勤
■狭い廊下に集合させた後、遅い告知
■翌日、この社員らの中から追加で感染者が発生
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が現在まで60人以上発生したクーパン(オンライン・ショッピングモールの一つ)の富川(プチョン)物流センターで、感染者発生の知らせを最初に知った会社側が、この事実を社員たちに知らせずに業務を強行し、社員数百人が正常出勤したことがわかった。
特にこの日正常出勤した社員の中から、翌日陽性判定を受けた人も現れた。27日午後8時30分現在、クーパン富川物流センター関連の感染者は計64人(仁川市30人、京畿道18人、ソウル16人)だが、感染者が出た後も数百人が勤務を続けている上に、物流業の特性上、不特定多数との接触が多く、感染者は引き続き増えるものと見られる。
27日、複数のクーパン富川物流センターの社員の話を総合すると、クーパンは24日午前、防疫当局から富川物流センターに感染者が発生したとの通知を受けた。しかしこの日、富川物流センターの午後班の社員は会社から何の通知も受けず、業務が始まる午後5時までに正常出勤した。
会社側は彼らが出勤した後、数百人にのぼる全社員を物流センターの廊下に集め、「感染者が発生した」と遅い告知をした。
クーパン側は「特に問題はなかった」という反応だ。クーパン関係者はハンギョレとの通話で「24日午前、初めて感染者の発生を確認した後、午前班を早めに帰宅させて物流センターを閉鎖した後、防疫を実施した。3〜4時間ほどで菌が消滅するという防疫指針があると聞いている」とし、「防疫を実施したので安全が確保されたと判断し、午後班が出勤して働いた」と話した。
しかし、疾病管理本部の防疫指針はクーパン側の説明とは異なった。疾病管理本部の関係者は「監理本部の勧告通りに消毒したなら、24時間以降十分な換気をした後に開場するよう勧告している」と述べた。
クーパンはこの日、午後班の社員のうち、最初の感染者が働いていた梱包部門の勤務者の一部だけを自宅隔離者として選定し、残りは正常勤務をさせた。このため、多くの午後班の社員は正常勤務時間の翌日午前2時まで勤務した。
27日、京畿道富川市庁が公開した感染患者の移動経路によると、24日の午後班の出勤者のうち1人が出勤後に筋肉痛や鼻づまりなどの症状が現れ、25日の検査の結果、陽性判定を受けたことが確認された。
結局、クーパンのこのようなずさんな初期対応が、数千人が勤務する富川物流センターを中心とした集団感染を生んだのではないかという指摘が出ている。
富川市の梧亭洞(オジョンドン)にあるクーパン物流センターは延べ面積30万5052平方メートル、地上5階建てのビルで、3月から運営されている。
同センターは首都圏西部地域に配送される生鮮食品を処理する所だ。作業は6階の屋上荷役場から下階へベルトコンベアーで物品を運搬し、配送地ごとの選別・梱包などを経て最後に配送トラックに積む仕組みとなっている。
空間の構造上、社員同士の接触は多くないが、休憩や食事の時間帯にマスクを着用しなかったり、動線が重なるということが明らかになった。
2階の梱包工程で働く40代の男性社員は「仕事をしていると汗まみれになり、マスクが剥がれたりやぶれたりすることも日常茶飯事だ。通常は個人マスクを使用するが、作業中にマスクに問題があった時は会社が支給する」とし、「食事も数百人が同じ場所で取るが、特に距離を置くことはなかった」と話した。
Aさんも「製品を選ぶ係りの人が、梱包の方が忙しいと手伝いにきてくれたりもする。短期アルバイトはあちこちをとても広範囲に行き来する」とし、「物流センターはどこをどう行き来したのか追跡することなどできない構造」だと話した。
防疫当局とクーパン側は26日、社員や協力会社の社員らに対して遅まきながら全数調査を通知した。現在までに該当する物流センターの社員や訪問客4156人に対して全数検査を実施し、63.3%の2633人の検査を終えた。
※一部省略してます(全文はソース元参照)
2020-05-28 10:13
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/36781.html
関連スレ
【中央日報】 韓国、今度は物流センターで集団感染…70人コロナ陽性 [05/28]
http://2chb.net/r/news4plus/1590622278/
■狭い廊下に集合させた後、遅い告知
■翌日、この社員らの中から追加で感染者が発生
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が現在まで60人以上発生したクーパン(オンライン・ショッピングモールの一つ)の富川(プチョン)物流センターで、感染者発生の知らせを最初に知った会社側が、この事実を社員たちに知らせずに業務を強行し、社員数百人が正常出勤したことがわかった。
特にこの日正常出勤した社員の中から、翌日陽性判定を受けた人も現れた。27日午後8時30分現在、クーパン富川物流センター関連の感染者は計64人(仁川市30人、京畿道18人、ソウル16人)だが、感染者が出た後も数百人が勤務を続けている上に、物流業の特性上、不特定多数との接触が多く、感染者は引き続き増えるものと見られる。
27日、複数のクーパン富川物流センターの社員の話を総合すると、クーパンは24日午前、防疫当局から富川物流センターに感染者が発生したとの通知を受けた。しかしこの日、富川物流センターの午後班の社員は会社から何の通知も受けず、業務が始まる午後5時までに正常出勤した。
会社側は彼らが出勤した後、数百人にのぼる全社員を物流センターの廊下に集め、「感染者が発生した」と遅い告知をした。
クーパン側は「特に問題はなかった」という反応だ。クーパン関係者はハンギョレとの通話で「24日午前、初めて感染者の発生を確認した後、午前班を早めに帰宅させて物流センターを閉鎖した後、防疫を実施した。3〜4時間ほどで菌が消滅するという防疫指針があると聞いている」とし、「防疫を実施したので安全が確保されたと判断し、午後班が出勤して働いた」と話した。
しかし、疾病管理本部の防疫指針はクーパン側の説明とは異なった。疾病管理本部の関係者は「監理本部の勧告通りに消毒したなら、24時間以降十分な換気をした後に開場するよう勧告している」と述べた。
クーパンはこの日、午後班の社員のうち、最初の感染者が働いていた梱包部門の勤務者の一部だけを自宅隔離者として選定し、残りは正常勤務をさせた。このため、多くの午後班の社員は正常勤務時間の翌日午前2時まで勤務した。
27日、京畿道富川市庁が公開した感染患者の移動経路によると、24日の午後班の出勤者のうち1人が出勤後に筋肉痛や鼻づまりなどの症状が現れ、25日の検査の結果、陽性判定を受けたことが確認された。
結局、クーパンのこのようなずさんな初期対応が、数千人が勤務する富川物流センターを中心とした集団感染を生んだのではないかという指摘が出ている。
富川市の梧亭洞(オジョンドン)にあるクーパン物流センターは延べ面積30万5052平方メートル、地上5階建てのビルで、3月から運営されている。
同センターは首都圏西部地域に配送される生鮮食品を処理する所だ。作業は6階の屋上荷役場から下階へベルトコンベアーで物品を運搬し、配送地ごとの選別・梱包などを経て最後に配送トラックに積む仕組みとなっている。
空間の構造上、社員同士の接触は多くないが、休憩や食事の時間帯にマスクを着用しなかったり、動線が重なるということが明らかになった。
2階の梱包工程で働く40代の男性社員は「仕事をしていると汗まみれになり、マスクが剥がれたりやぶれたりすることも日常茶飯事だ。通常は個人マスクを使用するが、作業中にマスクに問題があった時は会社が支給する」とし、「食事も数百人が同じ場所で取るが、特に距離を置くことはなかった」と話した。
Aさんも「製品を選ぶ係りの人が、梱包の方が忙しいと手伝いにきてくれたりもする。短期アルバイトはあちこちをとても広範囲に行き来する」とし、「物流センターはどこをどう行き来したのか追跡することなどできない構造」だと話した。
防疫当局とクーパン側は26日、社員や協力会社の社員らに対して遅まきながら全数調査を通知した。現在までに該当する物流センターの社員や訪問客4156人に対して全数検査を実施し、63.3%の2633人の検査を終えた。
※一部省略してます(全文はソース元参照)
2020-05-28 10:13
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/36781.html
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【中央日報】 韓国、今度は物流センターで集団感染…70人コロナ陽性 [05/28]
http://2chb.net/r/news4plus/1590622278/