(台北中央社)ニュージーランドのウィンストン・ピーターズ副首相兼外相が地元紙の取材に対し、台湾の世界保健機関(WHO)参加を支持する考えを示した。外交部(外務省)は5日夜、報道資料を出し、ピーターズ氏に「心からの感謝」を表明した。
ピーターズ氏はニュージーランド・ヘラルド紙から、台湾のWHO復帰に対する立場を問われると、自身は賛成の考えを持ち続けていると回答。各国が国際的な公衆衛生のシステムに加わることでこそ、世界の健康の増進に寄与するとの見解を示した。
外交部は、ニュージーランド政府や国民との友好関係に加え、双方が共有する自由・民主主義・人権などの普遍的価値観も非常に重視しているとし、関係深化に期待を寄せた。また、ニュージーランドを含めた理念が近しい国々と連携し、WHOへの参加を目指す姿勢を見せた。
台湾は2017年以降、中国の圧力により総会に招請されていない。今年は新型コロナウイルスの影響で、オンラインでの開催が18日に予定されているが、5日時点で、台湾に招請状は届いていない。
(陳韻聿/編集:楊千慧)
http://japan.cna.com.tw/news/apol/202005060003.aspx
中央社フォーカス台湾 2020/05/06 13:59
ピーターズ氏はニュージーランド・ヘラルド紙から、台湾のWHO復帰に対する立場を問われると、自身は賛成の考えを持ち続けていると回答。各国が国際的な公衆衛生のシステムに加わることでこそ、世界の健康の増進に寄与するとの見解を示した。
外交部は、ニュージーランド政府や国民との友好関係に加え、双方が共有する自由・民主主義・人権などの普遍的価値観も非常に重視しているとし、関係深化に期待を寄せた。また、ニュージーランドを含めた理念が近しい国々と連携し、WHOへの参加を目指す姿勢を見せた。
台湾は2017年以降、中国の圧力により総会に招請されていない。今年は新型コロナウイルスの影響で、オンラインでの開催が18日に予定されているが、5日時点で、台湾に招請状は届いていない。
(陳韻聿/編集:楊千慧)
http://japan.cna.com.tw/news/apol/202005060003.aspx
中央社フォーカス台湾 2020/05/06 13:59