「新型コロナウイルス感染症」の拡散で百貨店や大型マートなどの臨時休業が続き、流通業界への打撃が深刻化している。ただでさえ店舗に訪れる顧客が減少していたが、営業ができなくなったことで、損失が拡大しているためである。
売上高の減少規模だけでおよそ5000億ウォン(約462億円)を超える見通しだ。問題は、新型コロナウイルスによる被害がいつまで続くか予測することが難しいという点である。
23日、ロッテ百貨店は新型コロナウイルスの確定判定者が訪問した影響で、この日永登浦店の「臨時休業」を決定した。
大田地域で2番目の確定判定者が19日、永登浦店地下1階を訪れた事実を確認したため、先手を打つ措置を決定し、臨時休業に踏み切った。
新世界百貨店江南店も新型コロナウイルスの判定確定者が19日、食品館を訪問したことが確認され、この日地下1階の食品館を臨時休業にした。ただし、現場調査チームとの協議を経て、全フロアではなく訪問区域(食品館)のみ臨時休業することを決定した。
Eマート果川店も同日、臨時休業をした。新天地教会と同じ建物を使用している点を考慮して、果川市が臨時休業を勧告したためだ。
その他では、ロッテ免税店(ソウル・済州)と新羅免税店(ソウル・済州)、CGV映画館なども臨時休業の状態である。
しかし、ロッテ百貨店明洞本店と全州店をはじめ、現代百貨店の大邱店、Eマート聖水・麻浦孔徳・群山・富川・高揚KINTEX店、ホームプラス全州孝子店、ロッテマート松川店などは臨時休業期間を終え、営業を再開した。
臨時休業が続き、流通業界では上半期の業績への影響を懸念している。売上減少の規模が予想を上回っているからだ。さらに新型コロナウイルスによる「顧客の減少」がいつ回復するかも予測するのは難しい。
実際に新型コロナウイルスによる影響で、ソウルの大型百貨店の場合、2月単月の売上高は当初計画の半分になる見通しである。ロッテ百貨店明洞本店の場合、今月だけで700億ウォン(約65億円)余りの損失が発生する計算だ。百貨店業界トップの3社(ロッテ・新世界・現代)の2月の売上高の減少が2000億ウォン(約185億円)を上回ると予想した。
さらに免税店の売上減少額も1000億ウォン(約92億円)以上になる。中国人観光客の減少が大きく影響し、緊急事態に陥った。
また、大型マートや映画館などの臨時休業は、顧客の減少を考慮すると、今月だけで流通業界全体における売上高の損失は5000億ウォン(約462億円)を超えるものと思われる。
ある流通業界の関係者は「臨時休業できずに営業を継続するというのは決して偽りではない」とし、「今の状況であれば、アーニングショック(earning shock)は避けられない」と打ち明けた。続けて「今月は新型コロナショックが連鎖し、臨時休業となれば売上高の減少は5000億ウォン(約462億円)以上になるだろう」と憂慮した。
他の関係者も「言葉も出ない状況だ」とし、「損失規模を正確には算出できないが、市場の予想を上回るだろう」と述べた。また、「新型コロナウイルスの恐怖で、いつ顧客が再び訪問するか予測するのは難しい」とし、「今年の業績は期待できない」と付け加えた。
一方、中央防疫対策本部によると、同日午前9時現在、新型コロナウイルスの確定患者は556人であり、検査中の者は6039人であると報じた。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200223-00252050-wow-int
2/23(日) 15:31配信
売上高の減少規模だけでおよそ5000億ウォン(約462億円)を超える見通しだ。問題は、新型コロナウイルスによる被害がいつまで続くか予測することが難しいという点である。
23日、ロッテ百貨店は新型コロナウイルスの確定判定者が訪問した影響で、この日永登浦店の「臨時休業」を決定した。
大田地域で2番目の確定判定者が19日、永登浦店地下1階を訪れた事実を確認したため、先手を打つ措置を決定し、臨時休業に踏み切った。
新世界百貨店江南店も新型コロナウイルスの判定確定者が19日、食品館を訪問したことが確認され、この日地下1階の食品館を臨時休業にした。ただし、現場調査チームとの協議を経て、全フロアではなく訪問区域(食品館)のみ臨時休業することを決定した。
Eマート果川店も同日、臨時休業をした。新天地教会と同じ建物を使用している点を考慮して、果川市が臨時休業を勧告したためだ。
その他では、ロッテ免税店(ソウル・済州)と新羅免税店(ソウル・済州)、CGV映画館なども臨時休業の状態である。
しかし、ロッテ百貨店明洞本店と全州店をはじめ、現代百貨店の大邱店、Eマート聖水・麻浦孔徳・群山・富川・高揚KINTEX店、ホームプラス全州孝子店、ロッテマート松川店などは臨時休業期間を終え、営業を再開した。
臨時休業が続き、流通業界では上半期の業績への影響を懸念している。売上減少の規模が予想を上回っているからだ。さらに新型コロナウイルスによる「顧客の減少」がいつ回復するかも予測するのは難しい。
実際に新型コロナウイルスによる影響で、ソウルの大型百貨店の場合、2月単月の売上高は当初計画の半分になる見通しである。ロッテ百貨店明洞本店の場合、今月だけで700億ウォン(約65億円)余りの損失が発生する計算だ。百貨店業界トップの3社(ロッテ・新世界・現代)の2月の売上高の減少が2000億ウォン(約185億円)を上回ると予想した。
さらに免税店の売上減少額も1000億ウォン(約92億円)以上になる。中国人観光客の減少が大きく影響し、緊急事態に陥った。
また、大型マートや映画館などの臨時休業は、顧客の減少を考慮すると、今月だけで流通業界全体における売上高の損失は5000億ウォン(約462億円)を超えるものと思われる。
ある流通業界の関係者は「臨時休業できずに営業を継続するというのは決して偽りではない」とし、「今の状況であれば、アーニングショック(earning shock)は避けられない」と打ち明けた。続けて「今月は新型コロナショックが連鎖し、臨時休業となれば売上高の減少は5000億ウォン(約462億円)以上になるだろう」と憂慮した。
他の関係者も「言葉も出ない状況だ」とし、「損失規模を正確には算出できないが、市場の予想を上回るだろう」と述べた。また、「新型コロナウイルスの恐怖で、いつ顧客が再び訪問するか予測するのは難しい」とし、「今年の業績は期待できない」と付け加えた。
一方、中央防疫対策本部によると、同日午前9時現在、新型コロナウイルスの確定患者は556人であり、検査中の者は6039人であると報じた。
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2/23(日) 15:31配信
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