北朝鮮が、「瀬取り」で石油精製品を不正に輸入し、制裁で定められた年間の上限を超える量を入手したと、アメリカや日本などが国連に通報したことが関係者への取材でわかりました。
これは、JNNが入手した国連安保理・北朝鮮制裁委員会の内部文書で、アメリカが中心となってまとめた制裁逃れに関する報告が記されています。
安保理制裁で、北朝鮮が輸入できる石油精製品は年間50万バレルまでですが、報告書によりますと、北朝鮮は海上で積み荷を移し替える「瀬取り」を繰り返し、今年すでに50万バレル以上を入手したということで、証拠写真も添付されています。北朝鮮への圧力を維持したいアメリカや日本、韓国、オーストラリアなど26か国がこの事実の公表を求めていて、制裁委員会では18日以降に公表するべく調整中です。しかし、北朝鮮の後ろ盾で、石油精製品の供給源でもある中国とロシアは反対するとみられ、公表できるかは不透明です。
こうしたなか、米朝交渉の実務者であるアメリカのビーガン北朝鮮担当特別代表が国連安保理および、日本、韓国と非公開で面会しました。出席者によりますと、ビーガン氏は制裁の必要性を訴えた一方で、金正恩(キム・ジョンウン)党委員長からトランプ大統領への親書について、「美しく前向きな内容だった」と説明。米朝交渉が再開する可能性を示唆したということです。(13日08:43) 最終更新:6/13(木) 14:36
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190613-00000012-jnn-int
6/13(木) 6:53配信 TBS NEWS記事
これは、JNNが入手した国連安保理・北朝鮮制裁委員会の内部文書で、アメリカが中心となってまとめた制裁逃れに関する報告が記されています。
安保理制裁で、北朝鮮が輸入できる石油精製品は年間50万バレルまでですが、報告書によりますと、北朝鮮は海上で積み荷を移し替える「瀬取り」を繰り返し、今年すでに50万バレル以上を入手したということで、証拠写真も添付されています。北朝鮮への圧力を維持したいアメリカや日本、韓国、オーストラリアなど26か国がこの事実の公表を求めていて、制裁委員会では18日以降に公表するべく調整中です。しかし、北朝鮮の後ろ盾で、石油精製品の供給源でもある中国とロシアは反対するとみられ、公表できるかは不透明です。
こうしたなか、米朝交渉の実務者であるアメリカのビーガン北朝鮮担当特別代表が国連安保理および、日本、韓国と非公開で面会しました。出席者によりますと、ビーガン氏は制裁の必要性を訴えた一方で、金正恩(キム・ジョンウン)党委員長からトランプ大統領への親書について、「美しく前向きな内容だった」と説明。米朝交渉が再開する可能性を示唆したということです。(13日08:43) 最終更新:6/13(木) 14:36
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190613-00000012-jnn-int
6/13(木) 6:53配信 TBS NEWS記事