【ソウル時事】韓国の文在寅大統領が21日、在韓米軍のエイブラムズ司令官らとの昼食会で、北朝鮮が最近発射した飛翔(ひしょう)体を「弾道ミサイル」のように発言し、報道官が「言い間違い」と訂正する場面があった。韓国政府は飛翔体を国連安保理決議に違反する弾道ミサイルではなく「短距離ミサイル」とする立場だが、野党勢力の追及を受ける可能性もある。
大統領府によると、文氏は昼食会冒頭、「韓米同盟の強固さと両国の緊密な協力は最近の北朝鮮の『ダンド』ミサイルを含む飛翔体発射への対応でも輝きを放った」と発言。報道官が文氏に確かめたところ、言い間違いを確認し、短距離ミサイルに訂正したという。
「ダンド」は韓国語で「短刀」を意味する。大統領府関係者は「文氏はダンコリ(短距離)ミサイルを念頭にダンドミサイルと言い間違えた」と説明。だが、弾道を意味する「タンド」のように聞こえることから、韓国紙・朝鮮日報は「『ダンドミサイル』の意味をめぐり、議論が起きた」と伝えた。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2019052100969&g=int
時事ドットコム 2019年05月21日20時02分
21日、ソウルの大統領府で開かれた在韓米軍のエイブラムズ司令官(右から2人目)との昼食会で発言する文在寅大統領(中央)(韓国大統領府提供・時事)
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