◆45年に「宇宙強国」実現=原子力シャトルなど開発−中国
中国の宇宙開発計画を担う国有企業、中国航天科技集団は、原子力を動力に地球と宇宙空間を往復する有人宇宙船などの開発を通じ、2045年に「宇宙強国」を完全実現するとの目標を明らかにした。
17日付の中国各紙が伝えた。
習近平国家主席が10月の共産党大会で「今世紀半ばまでに社会主義現代化強国を建設する」と表明したことを踏まえ、同社が「宇宙運輸システム発展ロードマップ」を発表した。
それによると、25年には高度20〜100キロの「準軌道」を繰り返し飛行できる輸送機を開発し、宇宙旅行を実現。
30年には、月面基地建設に向け人や資材を運べる超大型ロケットを打ち上げる。
40年には異った種類のエンジンを組み合わせたロケットを実用化するとともに、原子力宇宙船を開発。
45年には、燃料タンクを切り離さず繰り返し使用できる宇宙船開発に成功するとの目標を掲げた。
時事通信社 2017年11月17日 14時40分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111700777&g=int
中国の宇宙開発計画を担う国有企業、中国航天科技集団は、原子力を動力に地球と宇宙空間を往復する有人宇宙船などの開発を通じ、2045年に「宇宙強国」を完全実現するとの目標を明らかにした。
17日付の中国各紙が伝えた。
習近平国家主席が10月の共産党大会で「今世紀半ばまでに社会主義現代化強国を建設する」と表明したことを踏まえ、同社が「宇宙運輸システム発展ロードマップ」を発表した。
それによると、25年には高度20〜100キロの「準軌道」を繰り返し飛行できる輸送機を開発し、宇宙旅行を実現。
30年には、月面基地建設に向け人や資材を運べる超大型ロケットを打ち上げる。
40年には異った種類のエンジンを組み合わせたロケットを実用化するとともに、原子力宇宙船を開発。
45年には、燃料タンクを切り離さず繰り返し使用できる宇宙船開発に成功するとの目標を掲げた。
時事通信社 2017年11月17日 14時40分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111700777&g=int