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2017/08/31(木) 20:13:48.34ID:CAP_USER日本で使われる「フリーター」の語は、韓国では一般的ではない。そのため記事はまず「フリーター族」という言葉について「『フリー』と『アルバイト(アルバイター)』を合体し短くした語。1990年代初め、日本で不況のため正規の仕事を持てずアルバイトのみで生活する青年層を指し生まれた造語」と紹介している。
アルバイト求人情報サイト「アルバモン」が韓国の20歳以上のアルバイト従事者1053人を対象に行ったアンケート調査の結果によると、全体の56.0%(590人)が自身について「フリーター族」と回答し、昨年6月に行った同じ調査結果の31.8%からほぼ2倍に増えたことが分かった。このうち「自発的でなくフリーター族になった」と答えた人は55.8%(329人)と半数を超えていた。
フリーター族になった理由としては、「生計費・小遣いを稼ぐため」との回答が50.5%(以下複数回答)と最も多く、次いで「就職が難しいため(38.6%)」「組織・社会生活をすることなく自由に暮らしたい(28.6%)」「語学研修・大学院進学など特定の目的をかなえるため(16.4%)」の順に多かった。
また、フリーター族が増加する理由については、全体の59.8%が「あまりにも難しい正規職への就業」と明らかにし、「2018年の最低賃金の大幅な引き上げが決まったため」との回答も47.0%に達するなど注目を集めた。
アルバモン関係者は「フリーター族は平均1.5種類のバイトをしながら月平均100万ウォン(約9万8000円)程度を稼いでいることが分かった」としている。
この報道に、韓国のネットユーザーからは「フリーターは自ら選択してなるものだ」「バイトだからって何か問題ある?」「自由主義国家で個人の選択に口出しするのはやめよう」と一定の理解を示すコメントが寄せられる一方で、「社会構造のせい」「非正規職も給与や福利厚生、雇用不安という面ではほとんどバイトと変わらない。韓国は事実上、大部分がバイトのようなもの」「政府は実質的な失業対策を打ち出す時。もう慰めや激励は要らない」など警鐘を鳴らす声が上がっている。
その他にも、日本と比較して「国民性を除いてみんな日本をそのまま踏襲。フリーターという言葉までそのまま」「日本のフリーターは、金をためて旅行しても財布が空にならない。自ら正規職に就かない割合が高い。韓国のフリーターは、金をためて旅行したら翌月の家賃が払えない。正規職に就きたくても就けない割合が高い」と自虐的なコメントも見られた。(翻訳・編集/松村)
http://www.recordchina.co.jp/b177802-s0-c20.html
写真は韓国の人々。