北朝鮮が弾道ミサイルを発射する状況の中、韓国のピョンチャンでは、来年2月のオリンピックに向けIOC=国際オリンピック委員会が参加する会合が始まり、大会の組織委員会の会長は「北朝鮮が大会に参加する可能性はぎりぎりの時期まで残るだろう」との認識を示しました。
韓国のピョンチャンでは、来年2月9日のオリンピック開幕まであと半年を切り、IOCと大会の組織委員会が準備状況を確認する調整委員会が29日から3日間の予定で始まりました。
冒頭のあいさつで組織委員会のイ・ヒボム会長は、「先月下旬の大会200日前イベントで、ムン・ジェイン(文在寅)大統領は公式に北朝鮮への参加を呼びかけた。北朝鮮が大会に参加する可能性はぎりぎりの時期まで残るだろう」との認識を示しました。
そのうえで、「北朝鮮の参加は、スポーツが人々を1つにする力を持つことの象徴となり、平和のオリンピックとなる道が開ける」と期待感を表しました。
今回の会合では韓国の政権が意欲を示す、北朝鮮の参加や南北合同チームの結成などについては、具体的に議論されない見通しであるものの、北朝鮮が弾道ミサイルを発射する状況の中、大会やIOCの関係者がその実現性についてどう見ているかが注目されています。
ピョンチャンオリンピックの調整委員会の会合が開かれるのは今回が最後で、開会式が行われる屋外のスタジアムなど整備が続いている施設の状況や、売り上げが伸び悩むチケットの販売戦略などが話し合われます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170829/k10011117801000.html
韓国のピョンチャンでは、来年2月9日のオリンピック開幕まであと半年を切り、IOCと大会の組織委員会が準備状況を確認する調整委員会が29日から3日間の予定で始まりました。
冒頭のあいさつで組織委員会のイ・ヒボム会長は、「先月下旬の大会200日前イベントで、ムン・ジェイン(文在寅)大統領は公式に北朝鮮への参加を呼びかけた。北朝鮮が大会に参加する可能性はぎりぎりの時期まで残るだろう」との認識を示しました。
そのうえで、「北朝鮮の参加は、スポーツが人々を1つにする力を持つことの象徴となり、平和のオリンピックとなる道が開ける」と期待感を表しました。
今回の会合では韓国の政権が意欲を示す、北朝鮮の参加や南北合同チームの結成などについては、具体的に議論されない見通しであるものの、北朝鮮が弾道ミサイルを発射する状況の中、大会やIOCの関係者がその実現性についてどう見ているかが注目されています。
ピョンチャンオリンピックの調整委員会の会合が開かれるのは今回が最後で、開会式が行われる屋外のスタジアムなど整備が続いている施設の状況や、売り上げが伸び悩むチケットの販売戦略などが話し合われます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170829/k10011117801000.html