タイでこのほど、中国人観光客が偽物のシルク製品を買わされ現地警察が捜査する事態にまで発展している。16日付で海外網が伝えた。
タイ華字紙・星暹日報によると、今年6月にタイ・パタヤに観光で訪れた中国人観光客は「シルク製」として紹介されたベッド用品を4000元(約6万6000円)分購入した。
ところが、帰国後に成分分析を行ったところ、シルクではないことが判明し、同観光客は中国の関連部門や旅行会社に相談した。
観光客の訴えを受けタイの現地警察は捜査を開始。今月14日にはパタヤにあるシルク製品の生産拠点を取り締まり、商品を押収し調べを進めている。
今回の騒動に関して捜査を担当したタイの観光警察署責任者は、「タイ、とりわけパタヤの名声に大きな傷がつく」と語っている。(翻訳・編集/内山)
http://www.recordchina.co.jp/b187656-s0-c30.html
写真はパタヤ。