【マニラ共同】河野太郎外相は6日午後、フィリピンの首都マニラで東南アジア諸国連合(ASEAN)との外相会議を開催した。3日の就任後、本格的な外交デビュー。
南シナ海で「法の支配」や「航行の自由」を確保すべきだと強調し、軍事拠点化を進める中国に譲歩しないよう働き掛ける意向だ。
国連安全保障理事会による新たな対北朝鮮制裁決議の採択を踏まえ、北朝鮮による核・ミサイル開発阻止に向けた連携も強化したい考えだ。
日本政府は、中国がASEANと策定を進める南シナ海での「行動規範」は法的拘束力がなお不明で、中国には日米両国の関与を阻む狙いもあると警戒。
河野氏は国際的なルールに基づく海洋秩序を重視する姿勢を伝え、ASEANが経済支援を得ることを目的に中国への譲歩に傾かないように要請する構えだ。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/170806/dly1708060016-n1.html
南シナ海「法の支配を」=対北朝鮮圧力、ASEANに促す−河野外相
【マニラ時事】日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相会議が6日午後、マニラ市内で開かれた。
河野太郎外相は、中国が軍事拠点化を進める南シナ海情勢をめぐり、「法の支配」に基づく秩序維持の重要性を訴えた。
河野氏は会談後、記者団に「南シナ海問題で日本の主張をした。引き続きASEAN各国に働き掛けていきたい」と述べた。
ASEANと中国が紛争防止を目的とする「行動規範」の枠組みを承認したことについては「法的拘束力のある中身になるよう早く詰めてほしい」と語った。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080600301&g=prk
日本とASEANとの外相会議で握手する各国の代表ら。左から6人目は河野外相=6日、マニラ(共同)
南シナ海で「法の支配」や「航行の自由」を確保すべきだと強調し、軍事拠点化を進める中国に譲歩しないよう働き掛ける意向だ。
国連安全保障理事会による新たな対北朝鮮制裁決議の採択を踏まえ、北朝鮮による核・ミサイル開発阻止に向けた連携も強化したい考えだ。
日本政府は、中国がASEANと策定を進める南シナ海での「行動規範」は法的拘束力がなお不明で、中国には日米両国の関与を阻む狙いもあると警戒。
河野氏は国際的なルールに基づく海洋秩序を重視する姿勢を伝え、ASEANが経済支援を得ることを目的に中国への譲歩に傾かないように要請する構えだ。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/170806/dly1708060016-n1.html
南シナ海「法の支配を」=対北朝鮮圧力、ASEANに促す−河野外相
【マニラ時事】日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相会議が6日午後、マニラ市内で開かれた。
河野太郎外相は、中国が軍事拠点化を進める南シナ海情勢をめぐり、「法の支配」に基づく秩序維持の重要性を訴えた。
河野氏は会談後、記者団に「南シナ海問題で日本の主張をした。引き続きASEAN各国に働き掛けていきたい」と述べた。
ASEANと中国が紛争防止を目的とする「行動規範」の枠組みを承認したことについては「法的拘束力のある中身になるよう早く詰めてほしい」と語った。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080600301&g=prk
日本とASEANとの外相会議で握手する各国の代表ら。左から6人目は河野外相=6日、マニラ(共同)