中国の王毅外相は3日、北京市内で記者会見し、ティラーソン米国務長官が北朝鮮の金正恩体制の転換を求めないなどとする「四つのノー」に再び言及したことについて「具体的な対北朝鮮政策の中で実行するよう希望する」と述べ、歓迎する意向を示した。
ティラーソン氏は1日、北朝鮮の核放棄を前提に金正恩体制の崩壊や転換を求めず、朝鮮半島を南北に分ける北緯38度線を越えて侵攻したり、南北統一を急いだりする考えもないと重ねて表明した。
核・ミサイル問題の平和解決を主張する中国はこれを「四つのノー」と呼び、評価している。
王氏は会見で「われわれはティラーソン氏の発言を重視している」と強調。
対話を通じた問題解決を目指す姿勢を改めて示し「関係国が一日も早くお互いの懸念を解決するプランを探し出すよう望む」と述べた。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/170803/wor1708030064-n1.html
北京の釣魚台迎賓館で記者会見する中国の王毅外相=3日(共同)
ティラーソン氏は1日、北朝鮮の核放棄を前提に金正恩体制の崩壊や転換を求めず、朝鮮半島を南北に分ける北緯38度線を越えて侵攻したり、南北統一を急いだりする考えもないと重ねて表明した。
核・ミサイル問題の平和解決を主張する中国はこれを「四つのノー」と呼び、評価している。
王氏は会見で「われわれはティラーソン氏の発言を重視している」と強調。
対話を通じた問題解決を目指す姿勢を改めて示し「関係国が一日も早くお互いの懸念を解決するプランを探し出すよう望む」と述べた。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/170803/wor1708030064-n1.html
北京の釣魚台迎賓館で記者会見する中国の王毅外相=3日(共同)