韓国大統領府の尹永燦国民疎通首席秘書官は30日、北朝鮮が28日に強行した大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射について、文在寅大統領が「(実際に発射された)舞坪里で行われるだろうとの報告を26日に受けていた」と述べた。
事前に詳細を把握できなかったとの一部報道に反論し、記者団に説明した。
尹氏は、文氏への報告は鄭義溶国家安保室長が行ったとし、「韓米両国による発射後の一連の対応は(事前に)知らなければ準備できないものだ」と強調した。
一方、文氏は30日、夏休みに入り、来年2月の冬季五輪開催地、北東部の平昌を訪問。開幕が約半年後に迫りながら国内の盛り上がりに欠けていることを懸念、国民の関心を高めたいとの狙いがある。
文氏は31日に南部の鎮海に移り、韓国軍の施設で休暇を過ごした後、8月5日にソウルに戻る。尹氏は文氏が軍施設に滞在する理由について「軍統帥権者として指揮を執る最適の場所だと判断した」と述べた。(共同)
http://www.sankei.com/photo/daily/news/170730/dly1707300015-n1.html
夏休みで韓国・平昌を訪れ、五輪関連施設を視察する文在寅大統領(右から2人目)=30日(大統領府提供・聯合=共同)
事前に詳細を把握できなかったとの一部報道に反論し、記者団に説明した。
尹氏は、文氏への報告は鄭義溶国家安保室長が行ったとし、「韓米両国による発射後の一連の対応は(事前に)知らなければ準備できないものだ」と強調した。
一方、文氏は30日、夏休みに入り、来年2月の冬季五輪開催地、北東部の平昌を訪問。開幕が約半年後に迫りながら国内の盛り上がりに欠けていることを懸念、国民の関心を高めたいとの狙いがある。
文氏は31日に南部の鎮海に移り、韓国軍の施設で休暇を過ごした後、8月5日にソウルに戻る。尹氏は文氏が軍施設に滞在する理由について「軍統帥権者として指揮を執る最適の場所だと判断した」と述べた。(共同)
http://www.sankei.com/photo/daily/news/170730/dly1707300015-n1.html
夏休みで韓国・平昌を訪れ、五輪関連施設を視察する文在寅大統領(右から2人目)=30日(大統領府提供・聯合=共同)