https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170725-00000076-jij-kr
7/25(火) 15:47配信 時事通信
【ソウル時事】慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき韓国が設立した「和解・癒やし財団」の金兌玄理事長が辞意を表明したことについて、韓国外務省報道官は25日の記者会見で、「政府は現在、合意に関連した立場を検討中で、立場が整理されるまで財団の事業を継続する」と述べた。
当面は活動が続けられることを確認する一方、合意に関する検討結果次第では、事業の中断や財団の解散もあり得るという認識を示唆した発言だ。
報道官は「合意について検討するための委員会の構成などはまだ準備中だ」と説明。「(合意の過程で)どのような部分が不足していたのかなどに関し、最初から最後まで綿密に調べる」と述べ、結論が出るまでには一定の時間がかかるとの見通しを示した。