憲法改正を目指す有識者らでつくる「民間憲法臨調」代表や国家基本問題研究所理事長を務めるジャーナリストの櫻井よしこ氏が27日、長岡市千秋の「ハイブ長岡」で特別講演会(同講演会実行委主催、美しい日本の憲法をつくる県民の会など共催)を開いた。
日本の運命を決めるのは米国と中国の2大国だとし、日本が生き残るには自分たちで国を守る必要があると約600人の聴衆に訴えた。
櫻井氏は「この国の行方 日本の在るべき姿〜次なる世代、子や孫たちのために」をテーマに約1時間半、熱弁をふるった。
トランプ米大統領と前大統領のオバマ氏には「他国のために苦労したくないとの共通項がある」と指摘。トランプ氏の影響力が下がれば、国際政治への米の影響力も落ち「喜ぶのは中国という構造」と懸念を示した。
さらに、中国は何十年も先を見据えた世界戦略を持つ一方で「日本にはカケラもない」と危機感をあらわにした上で「自分たちの力で道を切り開くという気概を思いだしてほしい」と強調。
長岡藩士の河井継之助ら地元の偉人の足跡に学んで現状と向き合い、憲法を改正して国を立て直そうと呼び掛けた。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20170529/dms1705290730008-n1.htm
講演会で話す櫻井よしこ氏=長岡市千秋のハイブ長岡(市川雄二撮影)
日本の運命を決めるのは米国と中国の2大国だとし、日本が生き残るには自分たちで国を守る必要があると約600人の聴衆に訴えた。
櫻井氏は「この国の行方 日本の在るべき姿〜次なる世代、子や孫たちのために」をテーマに約1時間半、熱弁をふるった。
トランプ米大統領と前大統領のオバマ氏には「他国のために苦労したくないとの共通項がある」と指摘。トランプ氏の影響力が下がれば、国際政治への米の影響力も落ち「喜ぶのは中国という構造」と懸念を示した。
さらに、中国は何十年も先を見据えた世界戦略を持つ一方で「日本にはカケラもない」と危機感をあらわにした上で「自分たちの力で道を切り開くという気概を思いだしてほしい」と強調。
長岡藩士の河井継之助ら地元の偉人の足跡に学んで現状と向き合い、憲法を改正して国を立て直そうと呼び掛けた。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20170529/dms1705290730008-n1.htm
講演会で話す櫻井よしこ氏=長岡市千秋のハイブ長岡(市川雄二撮影)