2022.02.15
石黒隆之
熱戦に沸いた男子フィギュアスケート。羽生結弦選手の3連覇に期待が集まる中、2月10日、金メダルに輝いたのは、アメリカのネイサン・チェン選手でした。
2月10日、フリーで金メダルを決めたネイサン・チェン選手 代表撮影:雑誌協会
日本では羽生選手のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)挑戦が話題を独占していますが、注目したいのはネイサン選手の選曲と振り付け。クラシックの有名曲やわかりやすくドラマチックな音楽を選ぶ選手が多い中で、エルトン・ジョンメドレーは異彩を放っていました(2月10日、シングルフリー)。
他の人とは違う、クールな選曲
しかも、原曲ではなく映画『Rocketman』や2018年リリースのトリビュートアルバムからのバージョンをコラージュ。モダンなコード進行やリズムパターンが、圧倒的にスマートでクールでした。
代表撮影:雑誌協会
そんな音楽とマッチする振り付けは、壮大な優雅さとは対照的なミニマリズムの機能美。従来のフィギュアスケートの概念を変える驚きに満ちていました。
これまでにも、現代音楽の巨匠、フィリップ・グラスの曲で演技を披露してきたネイサン選手。プログラムにひとひねりを加える知性とユーモアは、いちアスリートの域を超えています。フィギュアスケートが単なるスポーツでも見世物でもなく、パフォーミングアートとなり得る競技であることを証明し続けてきたのですね。
それにしても、なぜここまで音楽を効果的に使えるのでしょうか? それは、ネイサン選手の探究心が為せる業なのかもしれません。
ネイサン・チェンはピアノを弾ける!
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://joshi-spa.jp/1141398
石黒隆之
熱戦に沸いた男子フィギュアスケート。羽生結弦選手の3連覇に期待が集まる中、2月10日、金メダルに輝いたのは、アメリカのネイサン・チェン選手でした。
![【特集】 フィギュア金のネイサン・チェン、選曲と音楽センスが天才的な理由 [朝一から閉店までφ★]YouTube動画>5本 ->画像>2枚](https://joshi-spa.jp/wp-content/uploads/2022/02/Nathan-ChenKW2_0712-585x390.jpg)
2月10日、フリーで金メダルを決めたネイサン・チェン選手 代表撮影:雑誌協会
日本では羽生選手のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)挑戦が話題を独占していますが、注目したいのはネイサン選手の選曲と振り付け。クラシックの有名曲やわかりやすくドラマチックな音楽を選ぶ選手が多い中で、エルトン・ジョンメドレーは異彩を放っていました(2月10日、シングルフリー)。
他の人とは違う、クールな選曲
しかも、原曲ではなく映画『Rocketman』や2018年リリースのトリビュートアルバムからのバージョンをコラージュ。モダンなコード進行やリズムパターンが、圧倒的にスマートでクールでした。
![【特集】 フィギュア金のネイサン・チェン、選曲と音楽センスが天才的な理由 [朝一から閉店までφ★]YouTube動画>5本 ->画像>2枚](https://joshi-spa.jp/wp-content/uploads/2022/02/Nathan-ChenKW4_0817-1-489x507.jpg)
代表撮影:雑誌協会
そんな音楽とマッチする振り付けは、壮大な優雅さとは対照的なミニマリズムの機能美。従来のフィギュアスケートの概念を変える驚きに満ちていました。
これまでにも、現代音楽の巨匠、フィリップ・グラスの曲で演技を披露してきたネイサン選手。プログラムにひとひねりを加える知性とユーモアは、いちアスリートの域を超えています。フィギュアスケートが単なるスポーツでも見世物でもなく、パフォーミングアートとなり得る競技であることを証明し続けてきたのですね。
それにしても、なぜここまで音楽を効果的に使えるのでしょうか? それは、ネイサン選手の探究心が為せる業なのかもしれません。
ネイサン・チェンはピアノを弾ける!
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://joshi-spa.jp/1141398