東地区全体12位のラプターズは2日、敵地ロサンゼルス(カリフォルニア州)で西地区全体6位のレイカーズを121―114(前半72―59)で下して26勝39敗。フレッド・バンブリート(27)、OG・アヌノビー(23)、ゲイリー・トレントJR(22)といった主力が故障で欠場したが、カイル・ラウリー(35)が8本の3点シュート(試投13本)などで今季自己最多の37得点と11アシスト、パスカル・シアカム(27)も今季自己最多の39得点と13リバウンドをマークしてチームの連敗を3でくい止めた。
プレーオフ進出に可能性を残す下限の10位につけているウィザーズ(29勝35敗)とのゲーム差は残り7試合となった段階で「2・5」。ラプターズは4日に西地区全体4位のクリッパーズと対戦したあと、6日に八村塁(23)が所属するウィザーズと顔を合わせる。
渡辺雄太(26)は15―21と劣勢だった第1Qの6分55秒からコートに登場。このクオーターの残り1分34秒には左サイドから今季31本目の3点シュートを成功させた。結局、17分の出場で6得点、4リバウンド、2アシストをマーク。今季の3点シュートの成功率は40・8%となった。
第3Qの8分26秒には速攻からランニング・ステップに入ったレイカーズのケンタビアス・コールドウェルポープ(28)のシュートを反則を回避して阻止。今季19回目のブロックショットを記録するなどディフェンスでもチームに貢献し、第4Qの残り6分42秒にコートに戻るとそのまま試合終了まで出場した。
渡辺以外のベンチ勢も活躍。ディンドレ・ベンブリー(26)は14得点と8リバウンド、シーズン途中で加入したフレディー・ガレスピー(22)は自己最多の11得点と7リバウンドを稼いで、敵地で貴重な白星をもぎとった。
レイカーズは3連敗を喫して36勝28敗。第3Q終盤に21点差をつけられながら第4Qの残り1分に6点差にまで詰め寄ったが、ここ7戦で6敗目となった。
3月20日のホークス戦で右足首を捻挫し、自身最長の20試合を欠場していたレブロン・ジェームズ(36)は28分の出場で19得点と7リバウンド、6アシストをマークしたが、4月30日のキングス戦を含めて復帰後は2戦2敗となった。
今季は地区全体で6位までが無条件でプレーオフに進出できるが、2日終了時点で西地区5位のマーベリクス、6位レイカーズ、7位トレイルブレイザーズはいずれも36勝28敗。7位になった場合には8位のチーム(現在グリズリーズ)との「プレー・イン・トーナメント」に回るため、昨季のファイナルを制したレイカーズはプレーオフ進出にも赤信号が点灯している。
上位が混戦模様となっている東地区では3位のバックスが地元ミルウォーキー(ウィスコンシン州)で2位ネッツに117―114(前半62―59)で競り勝って40勝24敗。ヤニス・アデトクンボ(26)が49得点を稼いでネッツとのゲーム差を「2・5」に縮めた。
ネッツは43勝22敗。ケビン・デュラント(32)が今季の自己最多に並ぶ42得点をマークしたものの、4連勝のあと連敗を喫した。
東地区全体首位の76ersは延長の末にスパーズを振り切って勝利を収め、2位ネッツとは残り8試合となった段階で0・5ゲーム差。サンズはサンダーに苦戦しながらも3点差で振り切り、同率ながらジャズと入れ替わって西地区全体の首位に再浮上した。
<渡辺の全オフェンス>
▼第1Q(出場4分55秒=3得点>
(1)7分44秒・左サイドから3点シュート=×
(2)9分4秒・右サイドから正面に回り込んでペイント内にカット。ガレスピーのパスを受けてレイアップ=×
(3)10分26秒・ペイント内で右サイドにパスを出したあと左サイドに回り込んで3点シュート=〇(アシスト・ハリス)
▼第2Q(出場2分5秒=シュート機会なし)
▼第3Q(出場3分15秒=シュート機会なし)
▼第4Q(出場6分42秒=3得点)
(4)7分23秒・セカンドチャンスのオフェンスで正面からフローター=〇
*7分43秒・フリースロー2本=×〇
2021年05月03日 13:45バスケット
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2021/05/03/kiji/20210503s00011061294000c.html
BOX SCORE
https://www.espn.com/nba/boxscore/_/gameId/401307777
プレーオフ進出に可能性を残す下限の10位につけているウィザーズ(29勝35敗)とのゲーム差は残り7試合となった段階で「2・5」。ラプターズは4日に西地区全体4位のクリッパーズと対戦したあと、6日に八村塁(23)が所属するウィザーズと顔を合わせる。
渡辺雄太(26)は15―21と劣勢だった第1Qの6分55秒からコートに登場。このクオーターの残り1分34秒には左サイドから今季31本目の3点シュートを成功させた。結局、17分の出場で6得点、4リバウンド、2アシストをマーク。今季の3点シュートの成功率は40・8%となった。
第3Qの8分26秒には速攻からランニング・ステップに入ったレイカーズのケンタビアス・コールドウェルポープ(28)のシュートを反則を回避して阻止。今季19回目のブロックショットを記録するなどディフェンスでもチームに貢献し、第4Qの残り6分42秒にコートに戻るとそのまま試合終了まで出場した。
渡辺以外のベンチ勢も活躍。ディンドレ・ベンブリー(26)は14得点と8リバウンド、シーズン途中で加入したフレディー・ガレスピー(22)は自己最多の11得点と7リバウンドを稼いで、敵地で貴重な白星をもぎとった。
レイカーズは3連敗を喫して36勝28敗。第3Q終盤に21点差をつけられながら第4Qの残り1分に6点差にまで詰め寄ったが、ここ7戦で6敗目となった。
3月20日のホークス戦で右足首を捻挫し、自身最長の20試合を欠場していたレブロン・ジェームズ(36)は28分の出場で19得点と7リバウンド、6アシストをマークしたが、4月30日のキングス戦を含めて復帰後は2戦2敗となった。
今季は地区全体で6位までが無条件でプレーオフに進出できるが、2日終了時点で西地区5位のマーベリクス、6位レイカーズ、7位トレイルブレイザーズはいずれも36勝28敗。7位になった場合には8位のチーム(現在グリズリーズ)との「プレー・イン・トーナメント」に回るため、昨季のファイナルを制したレイカーズはプレーオフ進出にも赤信号が点灯している。
上位が混戦模様となっている東地区では3位のバックスが地元ミルウォーキー(ウィスコンシン州)で2位ネッツに117―114(前半62―59)で競り勝って40勝24敗。ヤニス・アデトクンボ(26)が49得点を稼いでネッツとのゲーム差を「2・5」に縮めた。
ネッツは43勝22敗。ケビン・デュラント(32)が今季の自己最多に並ぶ42得点をマークしたものの、4連勝のあと連敗を喫した。
東地区全体首位の76ersは延長の末にスパーズを振り切って勝利を収め、2位ネッツとは残り8試合となった段階で0・5ゲーム差。サンズはサンダーに苦戦しながらも3点差で振り切り、同率ながらジャズと入れ替わって西地区全体の首位に再浮上した。
<渡辺の全オフェンス>
▼第1Q(出場4分55秒=3得点>
(1)7分44秒・左サイドから3点シュート=×
(2)9分4秒・右サイドから正面に回り込んでペイント内にカット。ガレスピーのパスを受けてレイアップ=×
(3)10分26秒・ペイント内で右サイドにパスを出したあと左サイドに回り込んで3点シュート=〇(アシスト・ハリス)
▼第2Q(出場2分5秒=シュート機会なし)
▼第3Q(出場3分15秒=シュート機会なし)
▼第4Q(出場6分42秒=3得点)
(4)7分23秒・セカンドチャンスのオフェンスで正面からフローター=〇
*7分43秒・フリースロー2本=×〇
2021年05月03日 13:45バスケット
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2021/05/03/kiji/20210503s00011061294000c.html
BOX SCORE
https://www.espn.com/nba/boxscore/_/gameId/401307777