
1/10(日) 16:05
NEWSポストセブン
錦鯉・長谷川雅紀が新年の抱負語った「入れ歯を入れてパワーアップする」
次の『M-1』に向け意気込みを語った(提供写真)
昨年のM-1グランプリで第4位を獲得したお笑いコンビ・錦鯉。惜しくも優勝は逃したものの、今どき珍しいほどのひたすら馬鹿馬鹿しい漫才は好評を博し、SNS上などでも話題を呼び続けている。彼らは2021年、どんな活躍を見せてくれるのだろうか。本人たちに話を聞いた。
ボケ担当の長谷川雅紀(49)とツッコミ担当の渡辺隆(42)によって、2012年に結成された錦鯉。今年で結成9年目になるが、コンビ結成前よりそれぞれお笑い芸人として活動しており、ともに芸歴20年以上のベテランである。
特に今年50歳を迎える長谷川の体を張ったパフォーマンスが人気だ。M-1グランプリではパチンコ台になりきるシュールなネタで、「レーズンパンは、見た目で損してる」というギャグを披露。ネット上では放送内容をコラージュした二次創作動画も続出している。
そんな長谷川は“奥歯がない”ことをテレビ番組などで公言している。本人に聞くと、歯がないことはM-1グランプリのネタにも影響を及ぼしたようだ。
「賞金でインプラントにするはずでした」
「僕は今年、奥歯を入れたいと思います。現在、歯が8本ありません。予定では昨年のM-1グランプリ2020で優勝して、賞金でインプラントにするはずでした。しかし、優勝できませんでした。よって、歯を入れるといっても入れ歯になります。
M-1でのネタですが、歯が8本ないことにより滑舌が悪く、『レーズンパン』が聞き取れなかったという声もありました。巨人師匠にも、まず歯を入れろとブログに書かれていましたね(笑)」(長谷川)
相方の渡辺も、今年の抱負として「コンビで今、歯が合計10本無いので、これ以上歯を失わないようにする」と語ってくれた。
だが、長谷川によると歯がないことで得た仕事もあったという。
「歯がないためにいただいたお仕事もありました。『歯が無い人と行くならこんな店』という、丸飲みしやすいお店を紹介するお仕事でした。
このお仕事ができなくなるかもしれませんが、僕は久しぶりに奥歯で噛みたいのです。ホルモンやお煎餅やマカダミアナッツを噛みたいのです」(長谷川)
そして、今年のM-1グランプリ出場への意気込みを長谷川はこう語る。
「入れ歯で、滑舌もよくなるでしょう。今年のM-1グランプリ2021では、ちゃんと『レーズンパン』が聞き取れることでしょう。入れ歯を入れてパワーアップした、錦鯉・長谷川まさのりをお見せできると思います。
歯医者へ行く! 敗者にはならない! 廃車にならないよう、気をつけて運転してね!」
独特のキャラを発揮する錦鯉・長谷川には、M-1グランプリを待たずとも2021年のお笑い界での活躍を期待する声も多い。お笑い評論家のラリー遠田氏は、そんな彼について“おバカキャラの新星”と期待を寄せる。
「昨年末の『M-1』で史上最年長ファイナリストとなった長谷川さんは、49歳のおバカキャラという貴重な存在です。何とも言えないかわいげがある人なので、おバカキャラの新星としてバラエティ番組で活躍するでしょう。また、最近は各局でネタ番組も増えているため、漫才師として確固たる実力がある彼らが、テレビでネタを披露する機会も多くなるはずです」(ラリー遠田氏)
長谷川がインプラントの手術を受ける日もそう遠くないのではないか。
◆取材・文/細田成嗣(HEW)
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