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2020/12/16(水) 20:25:33.11ID:CAP_USER9一方、政府は国内のリレーで感染が広がるような事態になれば、本番にも影響が出かねないと懸念している。沿道に観客が殺到し、3密となるのを避けるため、芸能人ら著名人ランナーの参加見送りを検討。選定した自治体やスポンサーからは反発も予想され、決着は見通せない。
大会を盛り上げ、地域をPRするため、各地で著名人ランナーが選出されている。福島県はTOKIOのメンバー、秋田県は壇蜜、神奈川県は加山雄三、三重県は鳥羽一郎、大阪府は片岡愛之助、高知県は広末涼子、大分県は指原莉乃、長崎県は石原さとみ。東京都は3月に亡くなった志村けんさんが選ばれていた。3月26日に始まる予定がコロナ禍で同24日に大会が延期となり、スタートできなかった。
延期決定前の3月に採火式に続いて行われたギリシャでの聖火リレーは、走者を一目見ようと多くの観客が沿道に押し寄せ、中止に追い込まれた。日本でも沿道や聖火到着を祝う各地の式典での混雑対策が大きな課題となる。「本来は人をたくさん集めることを狙ったイベントなのに、今回は集めてはいけないというジレンマ」と大会組織委員会幹部は頭を抱える。
組織委は沿道の観客にマスク着用、手指消毒の徹底を呼び掛ける。伴走車両の隊列を2編成から1編成にするなど簡素化も検討する。
組織委の布村幸彦副事務総長は東京都内での記者会見で「待ちに待った大会が来ることが聖火リレーを通じて国民に伝わることを願う」と期待。来年3月下旬まで時間的な猶予はなく、組織委は近く具体的な感染対策を策定し、都道府県に示す。
2020.12.16 夕刊フジ
https://www.zakzak.co.jp/smp/spo/news/201216/spn2012160002-s1.html
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