俳優の松田龍平(36)がBSプレミアム「歪んだ波紋」(11月3日スタート、日曜・後10時)に主演し、新聞記者役に挑戦することが23日、分かった。
元神戸新聞記者の作家・塩田武士氏(40)の同名連作短編集が原作。第40回吉川英治文学新人賞(18年)を受賞した社会派ドラマだ。
松田が演じるのは地方新聞社の記者・沢村。ある日、夫を亡くし、悲しみに暮れる妻(小芝風花)こそが犯人、というひき逃げ事件の特ダネ情報が舞い込む。久しぶりの特ダネに奮い立って記事化するが、まさかの誤報…。同僚の桐野(筒井道隆)が仕掛けた虚報だと、大学の同期でネットニュース編集長・三反園(松山ケンイチ)から指摘される。
「誤報」を出した記者は「誤報」の被害者を救えるのか―。家庭問題などを織り込みながら、メディアの渦中にいる記者たちの人間模様を描く。
連ドラ主演は日本テレビ系「獣になれない私たち」(18年10月期、新垣結衣とのダブル主演)以来で、同局ドラマは初主演になる。取材される側から取材する側になるが、これまでの自身の体験談などを踏まえ、役に反映させるつもりだ。
松田は「情報という、常に変化する形のないものに真実を求め、葛藤する役を魅力的に演じられたらと思います。時代と共に情報のあり方、それを受け取る人の有り様もまた、変化し続けているように思います。そんなサスペンスに孕(はら)んだドラマをお楽しみに」とコメント。
制作統括の佐野元彦プロデューサーは「昭和には多くの『新聞記者ドラマ』がありました。その主人公の多くは熱血漢であり、ともすれば、暑苦しい議論好きな男たちでした。今回の主人公は、かつてとは違う、静かな正義感を持つ新聞記者像』にこだわり、その役を演じていただけるのは松田龍平さんしか思いつきませんでした。今の時代の新聞記者のリアルを味わってください」と話した。
8月末にクランクインする。
2019年8月24日 6時0分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20190823-OHT1T50237.html
元神戸新聞記者の作家・塩田武士氏(40)の同名連作短編集が原作。第40回吉川英治文学新人賞(18年)を受賞した社会派ドラマだ。
松田が演じるのは地方新聞社の記者・沢村。ある日、夫を亡くし、悲しみに暮れる妻(小芝風花)こそが犯人、というひき逃げ事件の特ダネ情報が舞い込む。久しぶりの特ダネに奮い立って記事化するが、まさかの誤報…。同僚の桐野(筒井道隆)が仕掛けた虚報だと、大学の同期でネットニュース編集長・三反園(松山ケンイチ)から指摘される。
「誤報」を出した記者は「誤報」の被害者を救えるのか―。家庭問題などを織り込みながら、メディアの渦中にいる記者たちの人間模様を描く。
連ドラ主演は日本テレビ系「獣になれない私たち」(18年10月期、新垣結衣とのダブル主演)以来で、同局ドラマは初主演になる。取材される側から取材する側になるが、これまでの自身の体験談などを踏まえ、役に反映させるつもりだ。
松田は「情報という、常に変化する形のないものに真実を求め、葛藤する役を魅力的に演じられたらと思います。時代と共に情報のあり方、それを受け取る人の有り様もまた、変化し続けているように思います。そんなサスペンスに孕(はら)んだドラマをお楽しみに」とコメント。
制作統括の佐野元彦プロデューサーは「昭和には多くの『新聞記者ドラマ』がありました。その主人公の多くは熱血漢であり、ともすれば、暑苦しい議論好きな男たちでした。今回の主人公は、かつてとは違う、静かな正義感を持つ新聞記者像』にこだわり、その役を演じていただけるのは松田龍平さんしか思いつきませんでした。今の時代の新聞記者のリアルを味わってください」と話した。
8月末にクランクインする。
2019年8月24日 6時0分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20190823-OHT1T50237.html