0001砂漠のマスカレード ★
2019/01/20(日) 03:11:55.15ID:uL3Ektk69同番組の見どころの1つと言えば、レギュラー解答者の黒柳徹子(85)の驚異的な正答率の高さだ。
初回から司会を務める草野仁(74)と同じく初回から番組に携わっている佐藤寿一チーフプロデューサー(CP)に、その理由と黒柳の魅力を聞いた。
同番組は「世界へ行こう、世界を知ろう」をテーマに世界のあらゆる“ふしぎ”をクイズとトークで解き明かしていくバラエティー。
これまで番組では5000以上のクイズが出題され、1400回放送までの黒柳の正答率は59・4%。同じくレギュラー解答者として出演する野々村真(54)の同22・0%と比較すると、その数字のすごさが際立つ。
2017年に黒柳が自身のインスタグラムで、番組出演を決めた理由を説明している。
当初は「クイズ番組には出ない!」と決めていたが、歴史を学びたい、という思いから「歴史を真剣に勉強したいので、せめて毎回の(出題)テーマを教えていただけませんか?」と番組プロデューサーに懇願。
以降、事前に出演者に知らされる出題テーマを基に30年間以上、収録前にテーマに沿った本を図書館で借り、読み続けているという。
「教えてもらえるテーマは、問題が『トーマス・エジソン』の場合は、『アメリカの科学発達史』という様にかなり漠然としたもの」と明かし、ファンを驚かせた。
33年間共演している草野は「全ての出演者の皆さんに1週間前にテーマだけを教えるということを一貫して行ってきましたが、
あの忙しい黒柳さんが毎回勉強するなんて無理だと思っていたら、33年余りの間、1回もパスせずに自分で選んだ本で勉強するということを続けておられる」と黒柳の努力を明かし、
「85歳になっても芸能界の第一線を張っていくことができる、彼女の背中を支えているのは、『ずっと続けていく』エネルギーだと思います」と彼女の継続する力に驚嘆。
また、「虚々実々の駆け引き、戦いを続けている間柄でもあります」と黒柳との隠された“バトル”の存在も明かした。
「初期の頃に彼女が『待って!』と言って、長い時間考えて間違えた答えを書いたことがありました。思わず笑ったら、『あ、違う!』と回答を変えたんです(笑)。
これも初期の頃ですが、『ヴァスコ・ダ・ガマがアフリカの喜望峰を回った際に、自分が停泊した各地には必ず十字架を置いてきた』という問題を出した時に、
『何を置いてきたんでしょう』と言いつつ、私の手が十字架を連想させるジェスチャーになってしまっていた。
それで、黒柳さんが『うふふ』と笑って、1人だけ十字架と書いて正解だったということもありました」と鋭い洞察力に屈したことも。
「正解されるのはもちろん良いことなのですが、簡単には正解に辿りついてほしくないという思いはあります」と笑う。
洞察力と勉強を継続する力―。草野の証言に、佐藤CPも同様の見解を語る。特に歴史を学ぼうとする姿勢は「ブレない」という。
「1回出した問題は、自分が正解したかどうかも含めて覚えていらっしゃいます。
30年以上しているとスタッフすら同じ問題かどうか覚えていないところもあって、似たような問題は実際にあるのですが、黒柳さんが『これ、前に聞いたわ』と反応なさって、驚くことがよくあります」と苦笑い。
「黒柳さんぐらい教養や知識がある方だと、扱ったテーマの人と実際に会っておられることもあります(笑)。
そのような方と若いタレントの方を同じ土俵で戦わせることは難しい」と3択問題を採用するなど、
出題側も“黒柳一強”にならぬよう工夫しているが、彼女の経験を生かしたクイズ力がそれをさらに上回っているのが現状のようだ。
1500回放送を記念した記者会見で黒柳は「100歳まで番組をやりたい」と衝撃発言。
15年後には89歳になる草野は「その時、私は司会をやっておりません」と笑いつつも、
「常識的には無理だろうと思いますが、ことごとく常識を覆してきた黒柳さんであれば、そういうこともあるのかもしれない、と言えるかもしれません。
つくづくすごい人だと思います」と、85歳にしてますます活発的な“戦友”を褒め称えた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00000066-spnannex-ent
1/19(土) 9:00配信