0001砂漠のマスカレード ★
2018/09/10(月) 00:30:22.05ID:CAP_USER9先月15日に乳がんで死去したアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)の原作者で漫画家のさくらももこさんを追悼した。
国民的作品を生み出した、さくらさんの早すぎる死に各界が別れを惜しんだ。
桑田は、2012年4月から昨秋まで同アニメのエンディング曲「100万年の幸せ!」を担当。
自宅には、さくらさんからもらったまる子の絵がたくさんあるという。
「宝物みたいなものです。やっていただくことばかりで、何の恩返しもできなかった。いつかどこかでお会いできると思ってます。ゆっくりお休みください」と哀悼の意を捧げた。
また、同曲をギター弾き語りで生歌唱し、「ももこ先生、本当にありがとうね!」と番組を締めくくった。
桑田と言うと、今年6月にデビュー40周年を迎えた日本のロック史に名を刻む国民的バンドグループのボーカルである。だが、過激な発言やパフォーマンスが幾度と批判され、お騒がせ的な存在である。
その“過激発言”を巡って、芸能界史上初と言われるトラブルを巻き起こした桑田の最大であろう騒動は、1994年10月に勃発した歌手・長渕剛とのバトルである。
話は1983年までさかのぼり、ナゴヤ球場で行われたジョイントライブのこと。ライブの趣旨を完全に理解していなかった長渕は、桑田とあくまで対等と思っていた。
だが、サザンの前座扱いをされた挙句、カーテンコールでは桑田が長渕の頭にビールを浴びせた始末。
結果、屈辱を味わった長渕が激怒し、桑田に遺恨を抱いた。
1988年に放送された長渕主演のドラマ『とんぼ』(TBS系)の劇中で、サザンの曲『みんなのうた』が流れたのに対し、
小川英二を演じる長渕が「そんなクソみたいな歌消せ、コノヤロー!!」と罵倒したシーンが話題を呼んだ。
番組内の演出であったとも考えられるが、真相は不明である。
そして、1994年にサザンが発表した『すべての歌に懺悔しな!!』の歌詞を巡って惨事が起きた。
この歌詞に該当する人物が長渕ではないのかと大々的に報じられ、歌詞の内容が長渕を揶揄したと騒動を繰り広げた。
当然、徹底抗戦の構えを示した長渕は、雑誌記事のインタビューで「俺は桑田を絶対に許さない!」と宣戦布告した。
桑田は『自分のことを歌った』と弁明したが、長渕は聞く耳を持たなかったという。
桑田は長渕のファンクラブ会報に謝罪文を掲載する事態に騒動は発展した。
しかし、桑田の歌が“予言詩”になったのか、長渕は1995年1月に大麻取締法違反で逮捕され、マスコミを巻き込んだ大論争は、これにて終止符を打ったとされた。
以来、共演NGとされてきた両者は30年の月日が経ち、2014年に放送された『第65回NHK紅白歌合戦』(NHK系)で直接顔は合わせないものの、共に出演を果たしたのだ。
桑田は特別枠として横浜アリーナから中継し、長渕はこれまで中継出演のみだったが白組の一員としてホールより参戦。
生放送だけに、2人の危険な再会を「30年戦争、再びか」と周囲からは危惧された。
桑田は過去の紅白出演を巡っては、歌手・三波春夫さん(故人)を真似た白塗りと和服姿をあしらい、抗議が殺到した経緯がある。
局側も細心の注意を払ったのだろうか、長渕と一触即発といった騒ぎには結びつかなかったようだ。
ある意味“目玉”といわれた両者だったが、終始穏やかなパフォーマンスだった。
桑田と長渕は、日本を代表する歌手であると同時に“犬猿の仲”で知られる大物人物である。
共に62歳であり、今年でデビュー40年を迎えた何とも奇遇な“腐れ縁”である。
しかし、彼らが生み出す音楽は老若男女問わず、長い間愛され続けている名曲ばかり。
数多くのファンに支持される理由は、新しいことに挑戦し続け、最高のパフォーマンスを提供する魅力であるのだろう。案外、似た者同士なのかも知れない。
http://dailynewsonline.jp/article/1518375/
2018.09.09 21:00 リアルライブ