https://www.j-cast.com/2018/06/04330421.html
2018/6/ 4 17:30
人気作家の西尾維新さん(37)になりすました第三者が、ノベル投稿サイト「小説家になろう」に自作のファンタジー小説を掲載する騒動があった。
このなりすましユーザーは、虚偽の刊行情報などを作品ページ上で告知。それだけにインターネット上では、西尾さん本人が「なろう」で新作を発表したと誤解するユーザーも相次いでいた。
西尾さんの名前を騙ったユーザーの作品は、「異世界召命『人生ゲーム/オンライン』」というタイトル。「西尾維新(NISIOISIN)」というユーザー名で、2018年5月18日から1話ずつエピソードを投稿しており、6月3日に最終話が公開されていた。
西暦2200年の日本を舞台に、不老不死の超能力者となった人間の戦いを描いたストーリー。作品紹介の欄では、「皆さんの<声>によって完成版が変わります。みんなでつくり上げる僕史上も、世界史上も初の小説になる予定です」。さらには、
「メディアワークス文庫より12月25日第一巻発売予定」「2022年、春。劇場版アニメーション公開予定」といったウソ情報まで告知していた。
西尾さんの名前を騙って投稿されたこの作品は注目を集め、「小説家になろう」の総合ランキング(日間)でも5位となっている(18年6月4日昼現在)。
さらにツイッターやネット掲示板では、「名義、そのままで書籍化決まってるなら西尾維新本人なんやろうなぁ」など、西尾さん本人の作品だと信じた様子のユーザーも相次いでいた。
ただ一方、作品の文体やセリフ回しについて、「そもそも文体が全く似てない」「こんな雑な文章だったっけ?」と違和感を抱くファンの姿も。また、公開当初のユーザー名が本人の使うスペル(NISIOISIN)とは異なる「NISHIOISHIN」だったことから、「ホンモノならペンネームのつづりを間違えるわけが無い」との指摘もあった。
実際、書籍の刊行が告知されていた「メディアワークス文庫」を展開するKADOKAWA広報課の担当者は4日昼、J-CASTニュース編集部の取材に対し、「そのような事実はございません」と否定した。
なお、「小説家になろう」運営は4日15時過ぎまでに、西尾さんを騙ったアカウントを規約違反により削除している。
2018/6/ 4 17:30
人気作家の西尾維新さん(37)になりすました第三者が、ノベル投稿サイト「小説家になろう」に自作のファンタジー小説を掲載する騒動があった。
このなりすましユーザーは、虚偽の刊行情報などを作品ページ上で告知。それだけにインターネット上では、西尾さん本人が「なろう」で新作を発表したと誤解するユーザーも相次いでいた。
西尾さんの名前を騙ったユーザーの作品は、「異世界召命『人生ゲーム/オンライン』」というタイトル。「西尾維新(NISIOISIN)」というユーザー名で、2018年5月18日から1話ずつエピソードを投稿しており、6月3日に最終話が公開されていた。
西暦2200年の日本を舞台に、不老不死の超能力者となった人間の戦いを描いたストーリー。作品紹介の欄では、「皆さんの<声>によって完成版が変わります。みんなでつくり上げる僕史上も、世界史上も初の小説になる予定です」。さらには、
「メディアワークス文庫より12月25日第一巻発売予定」「2022年、春。劇場版アニメーション公開予定」といったウソ情報まで告知していた。
西尾さんの名前を騙って投稿されたこの作品は注目を集め、「小説家になろう」の総合ランキング(日間)でも5位となっている(18年6月4日昼現在)。
さらにツイッターやネット掲示板では、「名義、そのままで書籍化決まってるなら西尾維新本人なんやろうなぁ」など、西尾さん本人の作品だと信じた様子のユーザーも相次いでいた。
ただ一方、作品の文体やセリフ回しについて、「そもそも文体が全く似てない」「こんな雑な文章だったっけ?」と違和感を抱くファンの姿も。また、公開当初のユーザー名が本人の使うスペル(NISIOISIN)とは異なる「NISHIOISHIN」だったことから、「ホンモノならペンネームのつづりを間違えるわけが無い」との指摘もあった。
実際、書籍の刊行が告知されていた「メディアワークス文庫」を展開するKADOKAWA広報課の担当者は4日昼、J-CASTニュース編集部の取材に対し、「そのような事実はございません」と否定した。
なお、「小説家になろう」運営は4日15時過ぎまでに、西尾さんを騙ったアカウントを規約違反により削除している。