ドルトムントの新指揮官、「ピーター・ボス」はどんなJリーガーだった!?
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1996年のジェフ加入後のボスは、時折センターバックで起用されたが、基本的にはアンカー、あるいはダブルボランチの一角を担った。
シーズンの終盤近くの10月の入団ながら、すぐさまチームにフィット。第27節の浦和レッズ戦のあとには、センターバックの眞中幹夫がこんなふうに試合を振り返りながら、ボスのプレーを高く評価した。
「前のラインでボスがワンクッションになってディフェンスの網を作って守ってくれるので、後ろも守りやすくなった。ボスは中盤の守備のキーマンになっている。
そのおかげで守備の意識がワンランク上になった。ボールを奪ってからどう攻めるかを考えられるから、苦しい状況でも形が作れた」
同じ試合で左サイドバックを務めた江尻篤彦も、「危ないところをうまく消してくれるというボスの良さが分かった。彼の長所を活かして頑張っていきたい」と話した。
高い危機察知能力を駆使し、的確に相手の攻撃の芽を摘んでは、鋭い読みで中盤の守備を司る。そうしたボスのプレーに感化された選手がいる。
99年に高校3年生で2種登録され、そのシーズンのジェフの公式戦全試合に出場した阿部勇樹だ。当時、一緒にプレーしながらボスから多くを学んでいる。
チームをピンチから救う守備力を培い、そこを拠り所としながら正確なパスで攻撃の起点となり、時にはボールを持って駆け上がった。
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