2019/9/20 9:00
9月9日に千葉県を襲った「令和元年台風第15号」(以下、台風15号)。千葉県各地で多くの建物に被害がでた他、広い範囲で停電・断水が発生。12日たった現在でも停電・断水から復旧できていない場所がまだまだ多く存在しています。
実は弊社の本社は千葉県にあり、本社従業員も全員千葉県民です。被害が比較的少なかった県北西部のエリアではありますが、同じ県内の出来事とあり被害状況を知るうちに、何かできることはないのか……と、ずっと考えていました。
私たちはWEBニュースで、しかも基本はエンタメよりの話題を扱っています。そうした立場であるが故に、刻一刻と状況がかわる不慣れな災害情報を扱ってもいいものか。こうした考えもあり、記事を通じての情報伝達支援というのもためらわれました。
そんな中、気がかりだったのが復旧が比較的早かった、もしくは被害が少なかったエリアの観光への影響。今回報道などでは、かなり広い範囲での停電・断水が伝えられていますが、実は停電・断水していると言われている地域でも、停電しなかった、断水しなかった地域や、しても早くに復旧している地域や施設があり、置かれている状況は様々です。
さらに、復旧後はただ停電・断水から復旧したという情報が伝わるだけで、各地のその後が詳細に伝えられることは、あまりありません。こうした「情報アップデートが行われない」状況は、被害のイメージを固定化し、時に観光地や地方経済への大きな打撃となることがあります。実際過去には、豪雨被害が大きく報じられた地区の近隣観光地で、被害があまりなかったにも関わらず観光客数が一時減少する出来事がおきています。
今回も、現地の方に少し話を伺うと、営業していてもいつもよりも客足が少ない、宿泊キャンセルが少し出ている。という話がちらほら。
そこで、エンタメ系ならエンタメらしく、今の千葉の状況を旅レポートの体裁で紹介しようと、9月最初の3連休(14日〜16日)を利用して急遽行ってきました。……とはいえ、被害が深刻な場所には行っていません。今回の旅は被害を伝えることではなく「この場所は元気でやってるよ!」という様子を伝えること。このため、訪問したのは、営業できている施設が多いと聞いた、九十九里から勝浦あたりまでの海沿いとなります。
また、今回は通常との観光客数を筆者目線で比較しやすくするため、過去に個人的に複数回訪れたことがある、完全に土地勘のある馴染みの場所を中心にしました。筆者の行動パターンの偏りにともない、普段ネットではあまり情報がでてこない場所の紹介も含みますが、災害に乗じた宣伝や売名では一切ないことご理解ください。全て私が一方的にここに行くと決めて行き、取材し、そして全て支払うべき費用は支払い行っています。
このタイミングで千葉の旅記事を出すという事は、不謹慎と指摘されてしまうかもしれません。さらに「今することじゃない」と言われるかもしれません。ただ、災害後の復興とは、被害にあった建物などの復旧と経済活動の両輪がうまく回らないと、はかどるものもはかどらないのも事実。そうした意味での支援の思いがあることもあわせてご理解いただければ幸いです。
そして、この記事を通じて、直近でこの記事に書かれているエリアへの旅行を検討している方や、予定のある方。そんな方の不安が少しでも払拭できればと心から願っております。
では、以下から切り替えて、千葉県民が千葉愛てんこもりで千葉の旅情報をお届けします!
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://otakei.otakuma.net/archives/2019092001.html
9月9日に千葉県を襲った「令和元年台風第15号」(以下、台風15号)。千葉県各地で多くの建物に被害がでた他、広い範囲で停電・断水が発生。12日たった現在でも停電・断水から復旧できていない場所がまだまだ多く存在しています。
実は弊社の本社は千葉県にあり、本社従業員も全員千葉県民です。被害が比較的少なかった県北西部のエリアではありますが、同じ県内の出来事とあり被害状況を知るうちに、何かできることはないのか……と、ずっと考えていました。
私たちはWEBニュースで、しかも基本はエンタメよりの話題を扱っています。そうした立場であるが故に、刻一刻と状況がかわる不慣れな災害情報を扱ってもいいものか。こうした考えもあり、記事を通じての情報伝達支援というのもためらわれました。
そんな中、気がかりだったのが復旧が比較的早かった、もしくは被害が少なかったエリアの観光への影響。今回報道などでは、かなり広い範囲での停電・断水が伝えられていますが、実は停電・断水していると言われている地域でも、停電しなかった、断水しなかった地域や、しても早くに復旧している地域や施設があり、置かれている状況は様々です。
さらに、復旧後はただ停電・断水から復旧したという情報が伝わるだけで、各地のその後が詳細に伝えられることは、あまりありません。こうした「情報アップデートが行われない」状況は、被害のイメージを固定化し、時に観光地や地方経済への大きな打撃となることがあります。実際過去には、豪雨被害が大きく報じられた地区の近隣観光地で、被害があまりなかったにも関わらず観光客数が一時減少する出来事がおきています。
今回も、現地の方に少し話を伺うと、営業していてもいつもよりも客足が少ない、宿泊キャンセルが少し出ている。という話がちらほら。
そこで、エンタメ系ならエンタメらしく、今の千葉の状況を旅レポートの体裁で紹介しようと、9月最初の3連休(14日〜16日)を利用して急遽行ってきました。……とはいえ、被害が深刻な場所には行っていません。今回の旅は被害を伝えることではなく「この場所は元気でやってるよ!」という様子を伝えること。このため、訪問したのは、営業できている施設が多いと聞いた、九十九里から勝浦あたりまでの海沿いとなります。
また、今回は通常との観光客数を筆者目線で比較しやすくするため、過去に個人的に複数回訪れたことがある、完全に土地勘のある馴染みの場所を中心にしました。筆者の行動パターンの偏りにともない、普段ネットではあまり情報がでてこない場所の紹介も含みますが、災害に乗じた宣伝や売名では一切ないことご理解ください。全て私が一方的にここに行くと決めて行き、取材し、そして全て支払うべき費用は支払い行っています。
このタイミングで千葉の旅記事を出すという事は、不謹慎と指摘されてしまうかもしれません。さらに「今することじゃない」と言われるかもしれません。ただ、災害後の復興とは、被害にあった建物などの復旧と経済活動の両輪がうまく回らないと、はかどるものもはかどらないのも事実。そうした意味での支援の思いがあることもあわせてご理解いただければ幸いです。
そして、この記事を通じて、直近でこの記事に書かれているエリアへの旅行を検討している方や、予定のある方。そんな方の不安が少しでも払拭できればと心から願っております。
では、以下から切り替えて、千葉県民が千葉愛てんこもりで千葉の旅情報をお届けします!
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://otakei.otakuma.net/archives/2019092001.html