2022/11/12 14:08
福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」で、寒冷な海に生息する深海魚「カムチャッカゲンゲ」が展示されている。生きたままの姿を見られるのは珍しく、展示は国内初という。
同館によると、カムチャッカゲンゲは北西太平洋の固有種で、カムチャツカ半島や千島列島、北海道~茨城県沖の水深70~1950メートルに分布している。
全身が分厚いゼラチン質で覆われており、底引き網で深海から引き揚げると、柔らかい体表が傷ついてしまうため、生きた姿を目にすることは珍しいという。そのため、エビなどを餌にすることは分かっていたが、泳ぎ方や餌の食べ方などの生態は謎に包まれていた。
展示している個体は体長約60センチで、9月に北海道羅臼沖500~800メートルの深海エビ籠漁の籠に入り込んでいるのを漁業者が採集した。飼育員の男性(48)は「生きて泳ぐ姿を見ることはまずない魚。目が丸くてかわいい顔をしているので、表情にも注目してほしい」と話している。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221112-OYT1T50087/
福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」で、寒冷な海に生息する深海魚「カムチャッカゲンゲ」が展示されている。生きたままの姿を見られるのは珍しく、展示は国内初という。
同館によると、カムチャッカゲンゲは北西太平洋の固有種で、カムチャツカ半島や千島列島、北海道~茨城県沖の水深70~1950メートルに分布している。
全身が分厚いゼラチン質で覆われており、底引き網で深海から引き揚げると、柔らかい体表が傷ついてしまうため、生きた姿を目にすることは珍しいという。そのため、エビなどを餌にすることは分かっていたが、泳ぎ方や餌の食べ方などの生態は謎に包まれていた。
展示している個体は体長約60センチで、9月に北海道羅臼沖500~800メートルの深海エビ籠漁の籠に入り込んでいるのを漁業者が採集した。飼育員の男性(48)は「生きて泳ぐ姿を見ることはまずない魚。目が丸くてかわいい顔をしているので、表情にも注目してほしい」と話している。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221112-OYT1T50087/