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いちご棚 所有権販売で逮捕の会社役員に罰金 5人は処分保留
2019年2月13日 20時14分
いちごの売り上げが実際の100倍あるとうそを言って、栽培する棚の所有権を販売したとして逮捕された東京の会社の役員が、特定商取引法違反の罪で略式起訴され、裁判所から罰金50万円の略式命令を受けました。一方、この事件でほかに逮捕された5人について、検察は処分保留のまま釈放しました。
略式命令を受けたのは、東京 中央区にある「軽井沢四季彩ファーム」の福嶋徳彦役員(73)です。
この会社は、長野県軽井沢町の関連会社に委託して生産したいちごを「軽井沢貴婦人」という名前の高級いちごとして全国のデパートなどで販売しています。
福嶋役員は、3年前のいちごの売り上げが実際の100倍の4億円余りに上るとうそを言って、倉敷市の男性などにいちごを栽培する棚の所有権を販売したとして逮捕され、13日、特定商取引法違反の罪で略式起訴され、裁判所から罰金50万円の略式命令を受けました。
また、法人としての会社も罰金50万円の略式命令を受け、いずれも納付したいうことです。
一方、この事件でほかに逮捕された5人について、検察は処分保留のまま釈放しました。