0001みつを ★
2018/04/04(水) 08:22:11.36ID:CAP_USER94月4日 4時38分
内戦で、最悪の人道危機が続いているとも言われる中東のイエメンを支援するための会合がスイスで開かれ、日本を含む各国は20億ドル余り日本円にして2100億円余りの拠出を約束しました。
中東のイエメンではサウジアラビアなどが支援する政権側とイランが支援する反体制派の間で3年以上内戦が続いています。内戦の影響で医療施設の半分近くが閉鎖に追い込まれ人口の4分の3にあたる2200万人が食糧や医薬品などの緊急支援が必要とされています。
この危機を受けて、3日、国連などの呼びかけでイエメンの支援のための会合がスイスのジュネーブで開かれアメリカや日本など40か国近くが参加しました。
この中で国連のグテーレス事務総長は「イエメンの状況は壊滅的だ。国際社会の支援でこの悲劇が長期化することを食い止めなければならない」と述べるとともに内戦の終結に向けて各国に協力を呼びかけました。
会合ではサウジアラビアが5億ドル、日本政府が3900万ドルを拠出すると表明するなど各国から合わせて20億ドル余り日本円にして2100億円余りの拠出が表明されました。国連によりますとイエメンでの人道支援に必要な資金はことし1年間でおよそ30億ドルにのぼり、各国に引き続き拠出を求めています。